霧島温泉郷とはどんなところ?霧島に訪れるなら温泉を堪能しよう!
鹿児島は温泉街としても有名な場所です。
指宿は砂風呂が有名ですが、霧島には9つの温泉からなる霧島温泉郷と呼ばれるスポットがあるんですよ。
今回は【霧島温泉郷とはどんなところ?霧島に訪れるなら温泉を堪能しよう!】についてご紹介していきます。
霧島を代表する観光スポットになりますので、旅の思い出にぜひお越しになってみてはいかがでしょうか。
- 霧島温泉郷について
- 霧島温泉郷とはどんなところ?霧島に訪れるなら温泉を堪能しよう!
霧島温泉郷について
霧島のシンボルとなっている【霧島連山】の懐から湧き出る温泉であり、それぞれに魅力を持った9つの温泉の総称になります。
簡単にご紹介すると
- 新湯
- 林田
- 硫黄谷
- 丸尾
- 栗川
- 湯之谷
- 殿湯
- 関平
- 野々湯
の9つになります。
全ての温泉施設が標高600m〜850mに位置しており、霧島の自然を満喫できるスポットとしても人気になっています。
現在では日帰り温泉や旅館・ホテルなどがあり、市民の方だけではなく観光客も多く訪れている場所です。
また周辺には観光スポットが多くありますので、各スポットへ向かうこともできるアクセスのしやすい場所としても知られています。
鹿児島を代表する温泉街として、指宿と並んで多くの方がいらっしゃってますよ。
温泉街ならではのゆけむりや硫黄の香りがするスポットになってますので、風情あふれる場所と自然に囲まれた景観が魅力となっています。
ではどのような温泉があるのか見ていきましょう!
魅力たっぷりの温泉になっていますので、お気に入りの場所を見つけてぜひご利用くださいね。
乳白色の温泉に入れる施設!【新湯:新湯温泉新燃荘】
霧島温泉郷の中で随一の乳白色の温泉であり、硫黄臭が強いのが特徴的です。
火山がとても近く、自然の素晴らしさと霧島の景観をご覧になれる場所として人気になっています。
こちらの温泉はある決まりがあり、入浴時間が10分ほど。と定められています。
肌や身体に影響を与えないように定められており、長湯の方には物足りなさを感じるかもしれません。
また硫黄臭がとても強く、硫化水素が充満しないように壁は風通りをよくする工夫がなされています。
遠方からお越しになる方も多く、美肌効果がある温泉ですので、霧島温泉を堪能したい方はぜひ一度温泉に入ってくださいね。
霧島温泉の奥にある新湯温泉霧島新燃荘(鹿児島)。日帰り入浴。脱衣所と一体型の内湯がイイ雰囲気。混浴の露天は広め。乳白色の湯は適温で硫黄臭強くドバドバと。泉質が強いせいか時間制限(30分)があるのが残念。徒歩圏内のバス停は便が少なくアクセス難だが行く価値あり。
— みたらしだん号 (@mitarashi_go) October 22, 2022
一発目からすごい温泉だった pic.twitter.com/ekM6F4qauo
硫黄の臭いが好きな方におすすめの場所となっておりますので、温泉の雰囲気を味わってください。
アクセス方法
- お車でお越しの方:九州自動車道【溝辺鹿児島空港IC】から国道223号線経由で45分ほど
- 電車でお越しの場合:鹿児島空港からリムジンバスの霧島いわさきホテル行【硫黄谷バス停】を下車し徒歩1時間ほど(所要時間は1時間50分)
- 霧島神宮駅からお越しの場合:JR日豊本線【霧島神宮駅】から林田温泉乗換、霧島温泉行のバスに乗車し、【新湯入口】を下車し徒歩10分ほど
になります。
一軒宿の宿泊施設になりますが、立ち寄り湯もご利用できますのでぜひ一度お越しになってくださいね。
電車とバスでのアクセスでお越しの方は鹿児島空港から行くルートと霧島神宮駅からバスで行くルートがございます。
鹿児島空港からのアクセスは1時間ほど徒歩で行く必要があるため、足腰に不安をお持ちの方は霧島神宮駅からのアクセスをおすすめします。
バス等が見つからない場合は駅からタクシーで30分ほどの距離になります。
2017年に惜しくも閉店された温泉!【林田:林田温泉】
霧島温泉郷の一つに数えられていた場所であり、古くから親しまれていたスポットになります。
現在は閉業されており、林田温泉の魅力を味わうことができません。
錦江湾や桜島などの鹿児島の景観をご覧になれる場所として知られており、景色や雰囲気だけでも楽しもう。と訪れる方も多くいらっしゃいます。
当時の懐かしさや以前に利用していた方が惜しむほどの人気があったことは間違いありません。
霧島温泉郷の一つであった場所ですので、ぜひお時間があれば周辺まで足を運んでくださいね。
さようなら林田温泉・霧島いわさきホテルなんて聞きたくなかったなぁ pic.twitter.com/4kfTtJyoz7
— Sansyu Bicycle (@tksn2324) July 26, 2017
霧島神宮からも近いので、参拝された後に行かれることをおすすめします。
アクセス方法
- お車でお越しの方:九州自動車道【溝辺鹿児島空港IC】から国道223号線経由で35分ほど
- 電車でお越しの場合:鹿児島空港からリムジンバスの霧島いわさきホテル行【霧島いわさきホテル】を下車し、徒歩すぐ(所要時間は45分)
になります。
惜しまれつつ閉館した場所であり、霧島温泉郷の一つに数えられたスポットになっています。
現在はご利用できませんので、ぜひお名前だけでも知っておいてくださいね。
九州屈指の庭園大浴場が人気!【硫黄谷:霧島ホテル】
温泉の湯けむりと硫黄の臭いが広がる場所であり、激しく上がる湯けむりが特徴的なスポットになります。
現在は一軒のみ硫黄谷温泉に入ることができ、硫黄谷温泉を満喫できる唯一のスポットが【霧島ホテル】になります。
こちらは温泉好きにはたまらない種類豊富な温泉を楽しむことができ、多くの方が満足されているお宿になっています。
特に大浴場が人気となっており、九州屈指の広さを誇ります。
プールのような広さが話題となり、日本庭園の景観と温泉のテーマパークのような雰囲気が多くの方を満足させています。
硫黄谷温泉霧島ホテルさんに来た♨️(最初はここに泊まろうか思ってたけど変更に)。
— ふじた_🐱♨️💻雑用係 (@nfujita55a) May 25, 2019
ここは、湯量とお風呂の広さがすごい。画像は借り物ですけど、こんな感じでバスケのコート3面くらいある。泉質も4種あり、すばらしい。#旅行 pic.twitter.com/bMY57yHXex
こちらの温泉を目当てに泊まる方も多くいらっしゃいますので、ぜひ一度ゆっくり温泉に浸かって日々の疲れを癒してはいかがでしょうか。
アクセス方法
- お車でお越しの方:九州自動車道【溝辺鹿児島空港IC】から国道223号線経由で35分ほど
- 電車でお越しの場合:鹿児島空港からリムジンバスの霧島いわさきホテル行【硫黄谷バス停】を下車し、徒歩10分ほど(所要時間は50分)
になります。
こちらのホテルではさまざまなお風呂が楽しめる施設になっています。
立ち寄り湯もご利用できますので、ぜひ大きなお風呂で足を伸ばしてゆったりと温泉を満喫してくださいね。
霧島温泉の中心に位置している代表的なスポット!【丸尾:霧島温泉郷】
歴史は古く、1819年に小さな湯治場として開かれたスポットになります。
当初は自然に湧き出る温泉だけを使用しており、地元の方が利用していた。と言われています。
霧島温泉郷の中心的存在であり、周辺には旅館やホテルなどが建ち並ぶ温泉街になっています。
霧島の観光地として多くの方が訪れている場所であり、霧島の景観や風情を味わえるスポットになってますよ。
周辺には【丸尾滝】や霧島最古の岩風呂があり、温泉だけでなく観光に訪れる方も多くいらっしゃいます。
湯けむりや硫黄の臭いが漂う場所であり、温泉街の雰囲気を味わうのにぴったりです。
霧島神宮の後は丸尾温泉へ。とはいえ、温泉に入る時間はなかったのですが、温泉が噴出する場所が道路から見えるスポットを通って、温泉が流れる丸尾滝を見て、昼食を摂りました。
— 柏木ゆげひ(朝原広基) (@kashiwagiyugehi) September 6, 2023
卵が腐ったかのような、硫黄臭が少々キツかったですが、九州の大地の力の一端を目の当たりにしてきました。 pic.twitter.com/uQUbICWXsS
日帰り温泉をご利用される方も多くいらっしゃいますので、ぜひ一度霧島温泉郷の中心と言われている温泉に入ってみてくださいね。
アクセス方法
- お車でお越しの方:九州自動車道【溝辺鹿児島空港IC】から国道223号線経由で35分ほど
- 電車でお越しの場合:鹿児島空港からリムジンバスの霧島いわさきホテル行【丸尾バス停】を下車し、徒歩2分(所要時間は40分ほど)
になります。
霧島温泉の中心に位置している場所であり、温泉街と紅葉の景観が人気のスポットになっています。
紅葉が彩る時期が大変おすすめになりますので、ぜひ一度お越しになってみてくださいね。
自然に囲まれた静かな温泉宿!【栗川:霧島もみじ谷 静流荘】
開湯は1835年。と言われている、歴史の古い温泉になります。
現在は一軒のみ営業されており、人の手が加えられていない自然と木々に囲まれた癒しスポットとして人気になっています。
自然や滝、野鳥の音が聞こえてくるほどの静かな場所であり、古くから景色の綺麗なスポットとして知られています。
温泉街とは違う雰囲気を味わうことができ、秘湯のような景観と雰囲気を感じることができますよ。
日々の騒がしい音は一切聞こえてこないので、ゆっくり過ごしたい方におすすめの場所となっています。
今日の宿。霧島温泉静流荘。部屋風呂とか、家族風呂とか。 pic.twitter.com/FnojrgJfIV
— カレハ/トシ (@KRHTS) October 27, 2019
栗川温泉を堪能できるのはこちらだけの特別なものになっていますので、霧島の景色と静かな空間をぜひ一度味わってみてくださいね。
アクセス方法
- お車でお越しの方:九州自動車道【溝辺鹿児島空港IC】から国道223号線経由で35分ほど
- 電車でお越しの場合:鹿児島空港からリムジンバスの霧島いわさきホテル行【丸尾バス停】を下車し、徒歩15分(所要時間は50分ほど)
になります。
栗川温泉に入れるのはこちらだけになりますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。
古くから湯治場として知られていたスポット!【湯之谷:天テラス・湯之谷山荘】
霧島国立公園内に位置している場所で、周りに山々と湯之谷川が流れる自然豊かなスポットになります。
歴史は古く、当時は霧島山の修験者が利用していた。と言われております。
現在は2軒のお宿で温泉を楽しむことができ、【湯之谷山荘】は1940年に開業した歴史あるお宿として知られています。
秘湯がお好きな方の中でも人気が高く、木造の浴舎と湯舟が多くの方から支持されています。
雰囲気ある景観と飾らない温泉が多くの方を満足させており、日帰りで利用される方もいらっしゃるほどです。
霧島温泉郷まで来ました。本日2湯目は霧島湯之谷温泉の霧島湯之谷山荘です。
— S.K. (@s_kita_mu) November 28, 2022
44℃の硫黄泉、29℃の微炭酸泉、そして2つの混合泉の3つの浴槽があり、好みの温度で入浴できます。全て完全源泉かけ流し。
ここの29℃の微炭酸泉が最高に気持ちよく、ずっと浸かっていたいです。
今回は30分で泣く泣く退出。 pic.twitter.com/zRSgVwY1L8
歴史ある温泉宿として人気の場所になっていますので、ぜひ一度訪れてみてくださいね。
アクセス方法
になります。
湯之谷温泉は現在2か所だけの特別なものになっていますので、ぜひ記念に温泉に入ってくださいね。
薩摩の殿湯として古くから親しまれたスポット【殿湯:殿湯温泉】
開湯は1785年と古く、霧島神宮を再建する際の工事によって発見された温泉になります。
当時の薩摩藩当主【島津吉貴】が湯治場として使用しており、300年の歴史を持つ場所として知られています。
古くから多くの方が愛用していた場所であり、歴代の薩摩藩当主が利用していた。とも言われています。
【日本一の名湯】として多くの方を魅了し、代々の薩摩藩当主が利用していたことで【薩摩の殿湯】として親しまれていました。
源泉は92度と非常に高いため、加水により温度調整を行なっております。
微かな乳白色と皮膚や肌に効果がある。とされており、美肌になれると女性に人気の温泉になっています。
殿湯温泉が楽しめるホテルがあり、多くの方がお泊まりになられてますよ。
鹿児島で素敵すぎる温泉ホテル見つけました…
— コスパ旅@コスパ良くオシャレに旅行 (@cosupa_tabi) January 28, 2022
「霧島観光ホテル」は霧島で唯一、展望温泉を持つホテルです。モダンな雰囲気のお部屋と、300年の歴史を誇る殿湯温泉の絶妙なバランスが最高です。自然に癒されつつも、スタイリッシュなホテルステイを楽しめます。
これで1人9400円からは凄すぎる…! pic.twitter.com/5go1UvWQou
古くから愛用されていた場所ですので、ぜひ一度【日本一の名湯】と言われた温泉に入ってみてくださいね。
アクセス方法
になります。
当時の偉人たちもご愛用した温泉になっていますので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
無臭の温泉が大変人気のスポット!【関平:天下の名泉 関平鉱泉】
古くから湯治場として愛用されており、霧島山の麓から湧き出る温泉を使用しております。
渓谷の奥にあった。とされており、とても不便な場所にありました。
利便性を考慮し、湧き出る温泉をパイプで通して現在の場所に引いています。
関平温泉は大きく分けて2つあり、【関平温泉】と【新庄温泉】がございます。
関平温泉は無色透明なのに対して、新庄温泉は褐色になっています。
どちらの温泉も適温で入りやすい。と人気であり、連日多くの方がご利用している場所になっています。
土日祝日ともなれば予約が取れないほどの人気になっており、自然を満喫できる露天風呂を求めて多くの方がいらっしゃってますよ。
懐かしさと風情あふれる雰囲気が人気となっていますので、ぜひ一度温泉に浸かって日々の疲れを癒してくださいね。
こちらは関平温泉(無色透明・単純泉)と新床温泉とふたつの源泉があります。
— indigo♨️ (@indigompr54) February 20, 2023
家族風呂は微褐色の新床温泉。
内湯と露天風呂に休憩スペースのテラスも有。
極上湯でした😆♨️
霧島市 関平温泉 家族風呂 pic.twitter.com/7wqHNPfxoZ
露天風呂は予約制になっておりますので、ご興味がある方はお早めにお問い合わせください。
アクセス方法
- お車でお越しの方は九州自動車道【溝辺鹿児島空港IC】から【栗野IC】まで行き、栗野ICから30分ほど
- 電車でお越しの場合:鹿児島空港からリムジンバスの霧島いわさきホテル行【柳平バス停】を下車し、徒歩10分ほど(所要時間は40分ほど)
になります。
露天風呂が大変人気の場所になっていますので、ぜひゆったりと温泉に浸かって日々の疲れを取ってくださいね。
山々に囲まれたのどかな景色が魅力のスポット!【野々湯:霧島温泉 旅の湯】
2018年から【旅の湯】に名前が変わった場所であり、13万坪と言われている広大な敷地を構えるスポットになります。
霧島温泉郷の中でも随一の敷地を持ち、ログハウスやオートキャンプ場、茅葺屋根のお部屋などがございます。
周りが山々と自然に囲まれており、日常の音が一切聞こえないほどの静かな場所になっています。
予約不要でキャンプが楽しめるスポットとして話題になり、多くの方が温泉とキャンプを満喫しに訪れてますよ。
日帰り温泉から宿泊までできますので、どなたでも気軽にご利用できるスポットになってます。
温泉は適温となっており、ごゆっくりと温泉に浸かりたい方におすすめですよ。
地獄蒸しも大変人気となっていますので、温泉街ならではのグルメもぜひ味わってくださいね。
霧島温泉 旅の湯(旧野々湯温泉)でひとっ風呂
— 地を這うE𝕏ON (@2DiMeNsIoN5EXON) January 24, 2022
かすかに硫黄が香るが単純温泉
この時間だと貸切で広々とした露天風呂にも入れちゃう
サウナは天然蒸し湯
飯も美味い!
硫黄臭が苦手な人はここで湯治をするのもいいと思います
いい湯でした!
#EXON銭湯記 pic.twitter.com/8deob1Alkb
土曜日は混雑が予想されますので、ご利用の際はあらかじめお問合せしておくと良いですよ。
現在大規模な通行止めが行われており、普段のルートでは行くことができません。
下記にルートは記載してますが、初めて訪れる方は施設に聞いてから行かれるようにしてくださいね。
アクセス方法
お車でお越しの方は九州自動車道【溝辺鹿児島空港IC】から【栗野IC】まで行き、栗野ICから25分ほどになります。
令和5年10月現在、野々湯温泉に行ける重要な道が通行止めになっています。
そのため迂回ルートでのアクセスになり、いつもよりお時間がかかってしまいます。
カーナビ等では表示されない場合もございますので、お越しになる際はご注意くださいね。
迂回ルートは下記に紹介していますので、ぜひご参考になってください。
自然に囲まれた温泉が人気になっており、キャンプやログハウスなどで宿泊することも可能な場所ですよ。
立ち寄り湯もございますので、ぜひお越しの際は温泉に入ってくださいね。
霧島温泉郷とはどんなところ?霧島に訪れるなら温泉を堪能しよう!
いかがでしょうか。
2023年10月現在では魅力たっぷりの8つの温泉をご利用することができます。
林田温泉は惜しくも閉館されてしまいましたが、霧島温泉郷では各スポットごとに特徴を活かした温泉でゆったり過ごすことができますよ。
鹿児島の観光スポットとしても人気の【霧島】ですので、観光した後はこちらでゆっくり温泉に入ってくださいね。
旅館やホテルもございますので、ご宿泊される方は霧島の自然と景観を心ゆくまで堪能してください。
今回の内容で霧島温泉郷の魅力をお伝えできていれば幸いです。