ゴンダックの旅先

旅行するときの参考にしていただければ幸いです。

歴史と自然が融合する北川村の魅力

皆さんは北川村に行かれたことありますか?

のどかな田舎町の風情と自然が広がる町として知られ、癒しの時間を叶えてくれる場所として人気があるんですよ。

今回は【癒しのひと時を与えてくれる自然豊かな村!北川村のおすすめスポット】についてご紹介します。

人気の観光スポットもございますので、ぜひ一度観光巡りをされてはいかがでしょうか。

北川村の魅力について!

高知県の東部に位置する村で、青が美しい空や川、満天の星空など。田舎町ならではの豊かな自然を有している場所です。

【自然パッピーな北川村へ】をコンセプトに、村のさまざまな場所で自然の魅力を堪能することができます。

忙しい暮らしの毎日からかけ離れた癒しの空間が広がっており、休息を求めて訪れる方が多くいらっしゃいます。

歴史や文化も色濃く残っており、幕末維新の歴史において重要な中岡慎太郎の出身地としても知られています。

村には中岡慎太郎にまつわる施設があり、歴史好きにも親しまれている村になっています。

自然の魅力を満喫できるスポットや自然との調和が美しい景色など。都会では味わえない時間を過ごすことができ、日ごろの出来事を忘れてのんびりとしたひと時を堪能することができますよ。

ではどのようなスポットがあるのか見てきましょう!

のどかな田舎町の風景が広がっていますので、ぜひ一度北川村を観光してくださいね。

絵に描いたような美しい自然が広がる!【モネの庭】

印象派画家として知られる巨匠【クロード・モネ】が愛した。とされる【ジヴェルニー】の庭をモデルに創られたスポットで、北川村の一大観光スポットとして親しまれている場所です。

ジヴェルニーはフランスにある印象派芸術家の村として知られ、モネは生涯の半分をこの庭とアトリエのある邸宅で過ごした。とされています。

列車の窓からジェヴェルニーの景色に心を奪われ、43歳で移り住みました。

創作以外の時間を庭仕事に充てていた。と言われており、【睡蓮】などの多くの名作を生みだした舞台としても知られています。

モネの思いを高知の自然の中で再現したのが【モネの庭】であり、こちらは世界で唯一モネの庭を名乗ることが許された場所になります。

約3万㎡の広大な敷地には約7万本の草花が植栽されており、特にスイレンが人気になっています。

人気の高い青いスイレンは例年6月下旬~11月初旬まで。が見頃を迎え、この時期には多くの観光客で賑わいを見せています。

色とりどりのスイレンとゆらめく水面、太鼓橋や藤棚といった日本ならではの景色が合わさった自然スポットになります。

またバラのアーチや四季折々の花々など。のどかな村の中に素敵な景観が広がっており、県内外から多くの方がいらっしゃってます。

庭を散策するとモネの世界観に触れることができ、彼が描いていた風景を満喫することができますよ。

ジヴェルニーの庭は【光の画家】と称されたモネの創造の源泉とも言われる存在であり、彼の意思を継ぐように北川村で生き続けています。

季節を彩る花々を見に多くの方が訪れており、特に夏頃が大変おすすめです。

山頂まで行くのにかなり歩きますので、スニーカーなどの歩きやすい靴を履かれたほうが安心です。

睡蓮の季節にはのどかな村とは思えないほどの観光客で賑わいを見せ、睡蓮の開花は午前中が良いと言われていることから朝方に訪れる方も多くいらっしゃいます。

名に恥じない美しい景色をご覧になることができ、青いスイレンと水鏡が素敵な景観を創り上げていますよ。

世界で唯一名前を付けることが許された場所ですので、ぜひ一度ご覧になってくださいね。

モネの庭マルモッタンができるまで!

2000年に開園した場所であり、1999年以前に北川村は新しい道を探していました。

北川村の更なる発展のために工業団地誘致という構想から180度方向転換し、多くの障害を乗り越えてフランス・ジヴェルニーとの交流が生まれました。

1999年にアカデミー・デ・ポザール終身書記【アルノー・ドードルヴ氏】からそれまで門外不出であった【モネの庭】という名称をいただくことになりました。

満足いく庭作りをするためにいくつもの障害を乗り越えるために庭園責任者である【ジルベール・ヴァエ氏】のアドバイス無くして完成することはできなかった。と言われています。

北川村の【モネの庭】マルモッタンでは環境問題にも取り組んでおり、極力農薬を使わず人の手で病虫害から花や木を守り続けています。

クロードモネ・が愛した想いを胸に手塩にかけて創り上げたスポットで、北川村の観光スポットとして人気になってますよ。

アクセス方法

場所は安芸郡北川村野友甲1100にあります。

になります。

最寄りのバス停から距離がありますので、レンタカー等で行かれたほうが安心ですよ。

北川村の一大観光スポットとして親しまれている場所ですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

モネの庭を堪能したらこちらで小休憩!【モネの庭 手作り工房】

モネの庭の敷地内で営業されているパン屋さんで、手作りパン工房では毎日心をこめたパンを作っております。

パン屋さんとして運営されていますが、パンの他に地域の素材を活かしたサンドイッチやアイスクリームなども提供しており、美しい庭を見た後の休憩スポットとして人気になっています。

2022年にはカフェテラスがオープンされ、旬の野菜をはさんだバゲットサンドやキッシュ、季節のスープなどがメニューに加えられています。

モネの庭にあるパン屋さんらしい一品【すいれんパン】は紫いもを練り込んだ商品になっており、絶品パンと癒しをお届けしている素敵なお店になっています。

庭を散策するのに時間を要しますので、疲れた足を癒すのに最適です。

「散策終わった後に天然のパンとソフトクリームは格別」と評価する方も多く、地元名物のゆずジュースも一緒に味わうことができますよ。

カフェが混んでいたらイートインテーブルもございますので、気軽に立ち寄ることができます。

北川村の名産も味わえる素敵なパン屋さんですので、ぜひ一度休憩にご利用くださいね。

アクセス方法

場所は安芸郡北川村野友甲1100にあります。

になります。

最寄りのバス停から距離がありますので、レンタカー等で行かれたほうが安心ですよ。

モネの庭の敷地内で営業されているレストランですので、観光でお越しの際はぜひご利用くださいね。

幕末の歴史がお好きな方はぜひ!【中岡慎太郎館】

中岡慎太郎の生涯・業績の紹介と顕彰活動を行っているスポットで、幕末維新に活躍した人物について知ることができる歴史資料館になります。

中岡慎太郎1838年に北川郷柏木に生まれ、藩校・田野学館で【武市半平太】から剣術を学びます。

また高知城下江ノ口の間崎滄浪塾で経史を学び、1861年土佐勤王党に参加します。

その後脱藩を経て坂本龍馬と共に薩長同盟締結に貢献し、陸援隊を組織するなど活躍を果たしました。

以後は武力討幕を目指して活動されていましたが、大政奉還後の1867年11月に坂本龍馬と共に京都で暗殺されてしまいました。

享年29歳という若さでこの世を去りましたが、幕末維新にとって欠かせない重要人物の一人として多くの方に知られています。

館内の1階では年代ごとに時系列で展示しており、幼少期~近江屋事件までの生涯を映像やパネルを通して再現しております。

2階には中岡慎太郎と交流のあった幕末志士たちの資料を中心に展示しており、刀剣や書物といった歴史好きにはたまらない展示物が多くありますよ。

「名前だけは聞いたことあるけど具体的に何をした人か知らない」という方も多い人物であり、こちらを通して中岡慎太郎の生涯を知るきっかけになった方も多くいらっしゃいます。

幕末の歴史に興味がある方が連日訪れており、中岡慎太郎目線でどのように幕末を生き抜いたのかを知ることができます。

坂本龍馬が大変有名ですので、薩長同盟の影の立役者とも言われており、土佐四傑の一人に数えられる高知を代表する偉人ですよ。

日本を巻き込む出来事を成し得た幕末志士の歴史を知ることができますので、ぜひ一度中岡慎太郎の歴史をご覧になってくださいね。

アクセス方法

場所は安芸郡北川村柏木140にあります。

になります。

最寄りの駅やバス停がありませんので、公共交通機関でお越しの方はレンタカーで行かれることをおすすめします。

村を代表する偉人にまつわる施設ですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

幕末維新の歴史において欠かせない人物の生家!【中岡記念館】

昭和42年11月17日が中岡慎太郎の命日とされ、見取り図を元に復元公開された生家になります。

中岡家は村の大庄屋であった。とされ、勘定の間や庭に面した式台、次の間、客間を公の間として、その他の奥の間を私生活の間とした。と言われています。

生家の裏にあるナツメの木は彼がよく登って遊んでいた。言われており、近くの松林寺境内には遺髪が埋葬されております。

すぐそばには【中岡慎太郎館】があり、彼の生涯を知ってから訪れるとより一層感慨深い景色になります。

一帯が中岡慎太郎にまつわる場所になっており、歴史好きの方が多く訪れている人気スポットになっていますよ。

こちらは明治時代の生活様式を知ることもできる貴重な建物になっており、当時の暮らしぶりをご覧になることができます。

見学は無料で自由に建物内を見ることができ、気軽に歴史について学ぶことができる。と人気になってます。

中には中岡慎太郎ゆかりの品々がいっぱい展示されており、趣きのある建物と一緒に堪能することができますよ。

坂本龍馬と共に活躍した土佐志士の一人ですので、興味がある方はぜひ資料館と併せてご覧になってくださいね。

アクセス方法

場所は安芸郡北川村柏木494にあります。

になります。

最寄りの駅やバス停がありませんので、公共交通機関でお越しの方はレンタカーで行かれることをおすすめします。

幕末維新の歴史において重要な人物の生家がありますので、ご興味がある方はぜひご覧になってくださいね。

自然の癒しを満喫しながら温泉を堪能!【北川村温泉 ゆずの宿】

北川村で人気の温泉宿であり、日帰り温泉も楽しめる風情たっぷりのスポットになります。

国道55号線から山へ山へ向かっていくと到着し、日本遺産にも指定されている森に佇む施設です。

建物のすぐ近くには川が流れており、到着するとまず川のせせらぎや野鳥などの美しい音色を聴くことができます。

木の温もりを基調とした建物は落ち着いた雰囲気で満たされており、のどかな田舎町の風景と合わさって素敵な空間を演出しております。

温泉が大変人気の施設になっており、とろとろの湯が肌にしっとり馴染む【美肌の湯】として親しまれています。

温泉からは四季折々の景観や山々をご覧になることができ、昼は森林浴、夜は星空を眺めながらゆったりと温泉を楽しむことができますよ。

入浴料は

  • 大人:700円
  • 子ども:350円

になっており、予約制ではありますが家族風呂もございます。

宿泊も可能であり、宿泊された女性には柚子香るアメニティがプレゼントされます。

リーズナブルなお値段で自然と温泉の魅力を満喫することができ、カップルや夫婦で素敵なひと時を過ごすことができます。

大変人気のお宿として知られており、時期によってはキャンセル待ちが発生するほどです。

宿泊された際のお食事やゆったりとした時間は大変魅力的で、お部屋やお食事、気配りといったおもてなしは言うことなしですよ。

のどかな自然の中で温泉を満喫することができますので、北川村へお越しの際はぜひご利用されてくださいね。

アクセス方法

場所は安芸郡北川村小島121にあります。

になります。

最寄りの駅やバス停がありませんので、公共交通機関でお越しの方はレンタカーで行かれることをおすすめします。

北川村の自然を満喫しながら温泉が楽しめるスポットですので、観光でお越しの際はぜひご利用くださいね。

のどかな自然が広がる癒しスポット!【旧魚梁瀬森林鉄道施設 二股橋】

明治44年から昭和38年まで中芸地区(5ヶ町村)を結んでいた【魚梁瀬森林鉄道】の遺構として知られ、北川村にある5つのうちの一つになります。

魚梁瀬森林鉄道は木材を運ぶために使用されていましたが、唯一の交通手段として人々の足としての役割を果たしていました。

日用品の買い出しや交流の場として多くの方が利用していたもので、現在は軌道跡として残されています。

平成21年には【近代化産業遺産群】に登録され、同年6月には森林鉄道として初の国指定の重要文化財に認定されています。

北川村には5ヶ所選ばれており、

  • 犬吹橋
  • 井ノ谷橋
  • 堀ヶ生橋
  • 二股橋
  • 小島橋

がございます。

その中でも二股橋と堀ヶ生橋はそれぞれ無筋コンクリート造り及び充腹式鉄筋コンクリート造橋梁として知られ、近代のおける最大級の直線橋を実現させたものになってます。

コンクリート技術においても非常に価値あるものであり、北川村の重要な遺産物として守られてますよ。

二股橋は別名【めがね橋】とも呼ばれており、戦争時代に建てられたものが現在も現役で使われています。

特に戦争中は資源などがなかった。とされており、鉄筋を使わずにこれほど大きな橋を作った先人たちの技術に頭が下がります。

オートキャンプ場や魚梁瀬ダムへの通り路で、橋の下にはのどかな川が流れています。

川釣りを楽しんでいる方や自然を眺めたり写真を撮る方で賑わいを見せ、のどかな風景と時間を満喫することができます。

橋を囲むように豊かな自然と山々が広がっており、秋には赤く染まった紅葉も楽しむことができますよ。

古く時代に建てられた橋が現役で使用されている貴重なスポットですので、ぜひ一度ご覧になってくださいね。

アクセス方法

場所は安芸郡北川村二夕又にあります。

になります。

最寄りの駅やバス停がありませんので、公共交通機関でお越しの方はレンタカーで行かれることをおすすめします。

歴史ある橋と自然がマッチして美しい景色を演出していますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

滝のマイナスイオンをぜひ!【不動の滝】

北川村温泉からほど近い場所にある滝スポットで、3つの滝で構成されている名爆になります。

北川村温泉対岸の谷川にあり、小島地区という地域になります。

入り口となる【水谷口】から滝の音を聞くことができ、遊歩道を歩いていくと三の滝・二の滝・一の滝という順番でご覧になることができます。

お不動様が祀られていると言われており、滝壺の側面には磨崖仏が彫られています。

こちらの滝は「どんなかんばつでも一度も枯れたことがない」とされており、水量が多いのが特徴です。

近郷の集落からかんばつ期にこちらへ雨乞いに訪れると3日以内に必ず雨が降る。という逸話が語り継がれています。

入り口付近には駐車場が設けられており、数台ほど停めることができます。

また入り口には看板があり、また鳥居と記念碑もあるため初めて訪れる方にもわかりやすいようになってますよ。

遊歩道として整備されていますが途中アップダウンの道もございますので、歩きやすい靴を履かれて滝までお越しください。

穴場スポットになっており、日中でも貸切状態で自然の魅力を堪能することができます。

癒しを求めて訪れるのに最適であり、とても静かな場所で滝や自然の音を聴くことができますよ。

三の滝はどれが滝なのかわからないこともありますが、二の滝や一の滝は見応え十分になってます。

心が洗われるような自然の神秘をご覧になれるスポットですので、ぜひ一度素敵な空間を満喫されてくださいね。

アクセス方法

場所は安芸郡北川村弘瀬にあります。

になります。

最寄りの駅やバス停がありませんので、公共交通機関でお越しの方はレンタカーで行かれることをおすすめします。

自然の癒しが感じられる滝スポットですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

村のご当地ラーメンと言えばこれ!【塩バターラーメン:いごっそラーメン店長】

北川村で人気のラーメン屋さんとして親しまれており、名物【塩バターラーメン】が味わえるスポットになります。

もともとは奈良市内で営業されていましたが、2010年に北川村に移転された超人気ラーメン屋さんです。

連日多くの方が訪れており、土日には次から次へとお客さんが来店されています。

高知県東部に訪れたら必ずここのラーメン」という方も多く、山盛りのもやしとネギ、バターが乗った一品になります。

チャーシューはネギともやしの下にあり、普段食べられるラーメンよりチャーシューが多いと評判です。

スープはあっさりしておりますが食べていくとバターが溶けだし、どんぶりの底になるほど深みのある味わいに変わります。

味変として自家製の柚子胡椒が置いてあり、深みのあるスープがピリッとしたものになりますよ。

天候が悪い日でも行列ができるほどの人気ラーメン店ですので、ぜひ一度食べてみてくださいね。

アクセス方法

場所は安芸郡北川村野友乙426-3にあります。

になります。

最寄りの駅やバス停がありませんので、公共交通機関でお越しの方はレンタカーで行かれることをおすすめします。

村で人気のラーメン屋さんですので、観光でお越しの際はぜひ一度食べてみてくださいね。

癒しのひと時を与えてくれる自然豊かな村!北川村のおすすめスポット

いかがでしょうか。

北川村の自然の中で再現した【モネの庭】や歴史好きにはたまらない資料館など。観光スポットを多く有する素敵な村になっています。

のどかな風景と美しい自然が広がっており、都会の喧騒とは無縁の時間を満喫することができます。

観光地のような人混みが苦手な方におすすめの場所であり、のんびり過ごしたい方にピッタリの時間を過ごすことができますよ。

村のさまざまな場所で自然との調和が美しい景観をご覧になることができますので、ぜひ一度北川村へお越しくださいね。

今回の内容で北川村の魅力をお伝えできていれば幸いです。