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【2024年度版】福岡の三社参りの定番はどこ?おすすめスポット10選!

皆さんはお正月どのようにお過ごしですか?

お家でゆったり過ごすのも良いですが、お正月と言えば神社に参拝。という方もいらっしゃいますよね。

今回は【福岡の三社参りの定番はどこ?一度は訪れたいおすすめスポット】についてご紹介していきます。

福岡ならびに中国地方に伝わる風習ですので、ぜひ三社参りで一年間の祈願をされてみてはいかがでしょうか。

三社参りとは?

福岡県民のお正月の過ごし方といえば三社参りが通例になってます。

三社参りの歴史は鎌倉時代までさかのぼり、源頼朝が神奈川県の鶴岡八幡宮に初詣してお供え物を差し上げた。という歴史から始まりました。

その数年後、源頼朝箱根神社伊豆山神社を二所権現と称してお参りしたことから三社参りと呼ばれるようになったそうです。

福岡に三社参りが広まったのは江戸時代であり、源頼朝が三社参りしたことが武将の間でも行われるようになりました。

福岡の黒田藩が

の三社へお参りした。と言われております。

また第二次世界大戦後に神社・鉄道・旅行会社が連携してキャンペーンなどを行ったことで、県民の間にも三社参りが主流になった。という歴史がございます。

現在も多くの方々が三社参りをされるほど、福岡では当たり前の光景になっており、正月の風物詩にもなっています。

冬休み等を利用して福岡へ旅行を計画されている方は三社参りをされてみてはいかがでしょうか。

ではどのような場所が人気なのか見ていきましょう!

決まった場所というのはありませんので、お好みの神社や行ってみたい場所へ向かわれてくださいね。

地元の方々が多く参拝に訪れる人気スポット!【筥崎宮

筥崎八幡宮とも称されるスポットであり、宇佐・石清水と合わせて【日本三大八幡宮】に数えられている場所です。

御祭神は【応神天皇】を主祭神として、神功皇后玉依姫命を祀っております。

応神天皇は現在の福岡県宇美町でお生まれになった方であり、福岡にゆかりのある人物になります。

創建は諸説あると言われており、平安時代の中頃である921年に醍醐天皇が神勅により【敵国降伏】を直筆で部下に命令して、現在の地に社殿を建立した。という歴史がございます。

創建後は祈りの場として地元の人々だけでなく全国から篤い崇敬を集めていた。とされ、日本のみならず海外との交流の門戸として重要な役割を果たしていました。

鎌倉時代には蒙古襲来から打ち勝ったことで厄除・勝運の神として崇められるようになり、歴代の偉人たちもご利益にあやかって参拝に訪れた。と言われています。

明治以降も崇敬の場として大切に守られてきた歴史があり、大正3年には官幣大社社格が進められた全国でも格式ある場所になっています。

現在も地域の方々はもちろんのこと県内外から参拝に訪れており、福岡県を代表するスポットとして鎮座しています。

連日多くの方が参拝に訪れていますが、初詣スポットとしても大変人気になっており、三社参りの定番スポットとして多くの方がいらっしゃっていますよ。

市外の方も三社参りに訪れるスポットになっていますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は東区箱崎1丁目22-1にあります。

  • お車でお越しの方:博多駅周辺から県道550号線を経由して15分ほど
  • 電車でお越しの場合:JR博多駅から鹿児島本線上りの小倉行【箱崎駅】を下車し、徒歩10分(所要時間は15分ほど)。もしくは博多駅から徒歩40分ほど

になります。

地元の方が初詣に訪れている神社になりますので、ぜひ一度参拝に行かれてくださいね。

全国に知名度を誇る太宰府市を代表するスポット!【太宰府天満宮

全国にある天満宮総本宮。として鎮座している太宰府市を代表するスポットであり、年間を通じて多くの方が参拝に訪れている場所になります。

菅原道真公を学業の神様として祀り、受験シーズン前には多くの学生や保護者がお参りに訪れます。

年が明けると中学校・高校・大学の受験が行われるため、初詣と合わせてご自身の受験が無事に終わるようにお参りに来る学生さんや家族の方で賑わいを見せています。

地元の方々はもちろんのこと県内外から参拝にいらっしゃるほどの人気スポットであり、お正月等は人混みの多さにビックリしてしまうほどです。

人混みを避けてお参りしたい方には不便に感じてしまいますが、年々多くの方が参拝に訪れるほど認知度抜群のスポットですよ。

境内には受験合格・学力向上のお守りや学業鉛筆などがあり、受験を控える方にピッタリのものが置いてあります。

もちろん学業成就だけではなく、無病息災や健康、開運など。さまざまなお願い事に合わせたお守りもありますよ。

境内には本殿や楼門の他に、菅原道真公を慕って都から一緒に訪れた。とされる特別な飛梅があります。

また本殿までの参道には【過去・現在・未来】を表している【太鼓橋】・【心字池】があり、多くの方が思い出に写真を撮られています。

本殿以外にもたくさんの社があり、至る所でご自身のお悩み解消やお願い事を祈願される方が手を合わせています。

天満宮総本宮になりますので、初詣に行かれるならぜひおすすめしたいスポットですよ。

福岡市内からでもアクセスしやすい場所ですので、ぜひ一度参拝に行かれてくださいね。

周辺施設について

太宰府天満宮の周辺にはお土産や名物【梅ヶ枝餅がいただけます。

多くのお店が立ち並び、ついつい寄ってみたくなる古き良き建物でいっぱいです。

訪れた方の多くが梅ヶ枝餅を食べる。という太宰府天満宮の名物になっています。

周辺も参道のような石畳になっており、情緒あふれる景観も楽しめますよ。

アクセス方法
アクセス方法

場所は太宰府市宰府4-7-1にあります。

博多駅からですと乗り継ぎが必要になりますので、ご不明な点があれば駅員にお尋ねくださいね。

光の道で一気に話題に挙がった神社!【宮地嶽神社

創建は約1700年前。と言われてる由緒ある神社であり、神功皇后の功績をたたえ主祭神として奉斎し、随従の勝村・勝頼大神を合わせて【宮地嶽三柱大神】としてお祀りしているスポットになります。

古事記日本書紀では神功皇后が渡韓の際にこの地に滞在した。と言われており、宮地嶽山頂より大海原を臨みて祭壇を設け【天神地祇(てんしんちぎ)】を祀った。とされています。

天神地祇を祀った際に「天命をほう奉じてかの地に渡らん。ねがわくば開運をた垂れ給え」と祈願して船出した。とされ、安全と開運を祈願した場所としても知られています。

宮地嶽三柱大神のご加護を受ければどのような願いも叶う。とされ、開運の神様として多くの方から崇敬されている神社になっています。

宮地嶽神社が一躍全国に認知されたのが旅行会社のCMで起用されたことにあります。

境内から見渡せる参道に夕陽の光りが直線に伸び【光の道】として、幻想的な景観をご覧になれる場所として知られるようになりました。

現在も多くの方が参拝に訪れており、初詣スポットとしても人気になっています。

初日の出を見に行かれる方も多く、お正月ならではの景観と雰囲気を堪能することができますよ。

三社参りでも人気のスポットになっていますので、ぜひ一度参拝に行かれてくださいね。

アクセス方法

場所は福津市宮司元町7-1にあります。

になります。

CMやローカル番組で紹介されるほどの有名な場所になりますので、ぜひ一度参拝に行かれてくださいね。

お櫛田さんの愛称で親しまれている神社!【櫛田神社

【御櫛田さん】で親しまれている神社で、夏の風物詩である【博多祇園山笠】が奉納されている場所です。

博多の総氏神様としては最古と言われており、

が祀られています。

街の中心からアクセスしやすい場所であるため三社参りで訪れる方も多く、お正月等は参拝をする方々で賑わいを見せています。

博多の行事に欠かせない場所であり、博多祇園山笠の他に2月に行われる【節分大祭】には楼門に【日本一大きなおたふく面】が飾られ、それをくぐって境内に入ります。

福をもたらしてくれる。と商売繁盛や縁起を求めて多くの方が訪れる場所ですよ。

境内にはご利益があるとされるものがあり、

  • 有名力士が持ち上げたとされる:力石
  • 夫婦円満・縁結びのご利益がある:【夫婦ぎなん】

がございます。

さまざまなお願い事を聞いてくれる場所であるため県内外からも多くの方が参拝に訪れており、街を巡る際にお越しになる方も多くいらっしゃいますよ。

福岡市民にとって大切な神社になりますので、ぜひ一度参拝に訪れてくださいね。

アクセス方法

場所は福岡市博多区上川端町1-41にあります。

になります。

お近くにキャナルシティ博多がありますので、西鉄バスで【キャナルシティ博多】を下車しても行けますよ。

福岡市民にとって親しみ深い神社になりますので、ぜひ一度参拝に行かれてくださいね。

1月に大変賑わうお祭りで有名!【十日恵比寿神社

市民の憩いの場として知られる東公園に隣接している神社であり、創建は1592年という歴史あるスポットになります。

境内からの眺めが素晴らしく、緑豊かな公園を眺められるスポットとして人気になっています。

えびす様・大黒様を祀っている神社であり、商売繁盛を始めとするさまざまなお願い事を聞いてくれるスポットになっています。

香椎宮社家の【武内平十郎】が博多に分家し、神屋と号して商売を営みます。

1593年正月三日の年始に当たり、香椎なる父の家に至り、香椎宮筥崎宮への三詣の帰りに浜辺潮先で恵比須大神の尊像を拾え上げて、この地に御社を建て氏神さまとして家運大いに栄えた。という歴史がございます。

当初は漁業と深い関係があったとされていますが、現在の十日恵比須神社は商売色が強い神社として親しまれるようになりました。

お正月は初詣客で大いに賑わいを見せていますが、三が日が過ぎるとお祭りがあることで有名になっています。

地元の方からは【十日恵比須】として親しまれ、商売繁盛や家内安全・交通安全を願いに多くの方が訪れているお祭りになっています。

開催時には100万人の方が訪れる。と言われており、露店や福引などが開かれる博多を代表するお祭りになっています。

福引は年始めの運試しとして多くの方で行列を成しており、ありがたい品々を大切に持ち帰ってらっしゃいますよ。

七福神の大黒様と恵比須様を祀っている神社ですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は福岡市博多区東公園7-1にあります。

  • お車でお越しの方:
  • 電車でお越しの場合:

になります。

地元の方々が初詣に訪れているスポットになりますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

三社参りの定番と言えばこちら!【宗像大社

日本神話にも登場する【日本最古の神社】のひとつとして数えられ、福岡の三社参り時には多くの方が訪れているスポットになります。

御祭神は【天照大神の三女神】であり、お車や電車で行くことができるのが宗像大社辺津宮になります。

残りの2つは宗像市からフェリーで行く大島に【中津宮】と【沖津宮】になります。

これらの3つの宮に三女神それぞれが祀られており、福岡・宗像市をずっと見守り続けています。

歴史は日本書紀に記載されており、三女神へ歴代天皇をお助けすれば、歴代天皇が祀るでしょうという言葉があります。

これは沖津宮がある沖ノ島から出土した多くの国宝から裏付けるものであり、日本で最初の国際港であったことで海外との貿易や国防的機能を果たせば天皇が祀る。とされてきました。

日本の歴史において宗像大社は重要な場所であり、天皇の勅使(遣いを現地に行かせること)が来ていたことも背景にあります。

このような古き日本を語る上で必要不可欠な場所であり、現在も多くのパワーが宿っている。と全国から多くの方が参拝に訪れています。

福岡県民の三社参りの定番スポットとして親しまれており、正月三が日には多くの方が参拝に訪れています。

福岡市内にはありませんが、地元の方々で大いに賑わいを見せていますよ。

全国にも認知されている福岡県を代表する寺社ですので、ぜひ一度参拝に行かれてくださいね。

アクセス方法

場所は宗像市田島2331にあります。

になります。

福岡の三社参りで多くの方が訪れているスポットになりますので、ぜひ一度参拝に行かれてくださいね。

人混みを避けて初詣したい方におすすめ!【現人神社】

福岡市から程近い場所にある那珂川市に鎮座している神社であり、福岡市より人混みが少ないゆったり参拝できるスポットになります。

全国に2000あまりある住吉三神を祀る神社で、

  • 仕事運
  • 商売繁盛
  • 就職祈願

にご利益があると言われています。

住吉三神は【仕事運の神様】として知られ、仕事をする上で困難になった際に助けてくれる。と言われています。

こちらは古くから仕事に関するお願い事で訪れる方が多かったのですが、近年は【縁結びや恋愛成就】のご利益がある。と人気になっています。

それは11月にたくさんの【ぼんぼり】が境内を彩り、夜にはライトアップされることから女性に人気のスポットになりました。

三社参りの定番ではありませんが、福岡市内の神社は大変混み合いますので、人混みを避けて初詣をしたい方におすすめですよ。

また縁結びや恋愛成就にご利益がある場所ですので、カップルや夫婦でお越しになるのも良いです。

ゆったり参拝したい方に最適な場所ですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は那珂川市仲3-6-20にあります。

  • お車でお越しの方:都市高速【野多目インター】から10分ほど
  • 電車でお越しの場合:JR博多駅から西鉄バス那珂川営業所行【那珂川営業所】を下車し、徒歩15分(所要時間は1時間5分ほど)

になります。

初詣スポットとしても人気の神社になりますので、ぜひ参拝にお越しくださいね。

お子さんの成長を兼ねてお参りしたい方におすすめ!【産宮神社】

安産育児の神様として糸島市に鎮座している神社であり、地元の方々が参拝に訪れているスポットになります。

初詣スポットとしても人気になっており、お子さんの成長を報告しに毎年行かれる方も多くいらっしゃいます。

御祭神【奈留多姫命】はご懐妊の際、胎児教育をとても大切にされていた。と言われており、祖神【豊玉姫命】・【玉依姫命】に産育の吉兆を祈られました。

産まれてくる子が健康であったならば萬世産婦の守護神になりましょう。と誓いを立て、無事に出産を終えて誓いの通りに安産育児の神様になった。という歴史がございます。

安産育児を見守る神様として地域の方々だけでなく県内外から崇敬を受けており、お子さんの成長を伝えに多くの方が訪れています。

地元の初詣スポットとしても人気になっており、お子さんを連れてお参りする。という方もいらっしゃいますよ。

糸島市でも人気の初詣スポットになっていますので、ぜひ糸島市へお越しになる際は参拝に行かれてくださいね。

アクセス方法

場所は糸島市波多江駅南1丁目13-1にあります。

になります。

地元の方々が多く初詣に行かれている神社ですので、人混みを避けたい方はぜひこちらに行かれてくださいね。

初詣スポットとして市外からも多くの方が訪れているスポット!【筑紫神社】

JR原田駅から徒歩で行くことができる神社であり、地元の方々が初詣に訪れているスポットになります。

創建は不明になっていますが、城山山頂に祀られていたが麓に移された。という説がございます。

国史では859年に従四位下の神階奉授を受けた。とされており、その当時から鎮座していたことが伺えます。

927年になると延喜式で【筑紫神社 名神大】と記載されており、979年には

とともに筑紫神社に大宮司職を置く。という記載もございます。

福岡を代表する神社とともに名を連ねたスポットであり、現在は地元の方から篤い崇敬を受けている場所でもあります。

初詣スポットとしても人気になっており、筑紫野市に隣接する市民が訪れるほどです。

お正月でもそれほど人混みは多くなく、ゆったりと参拝することができますよ。

高速道路【筑紫野IC】からもお車で20分ほどの距離にありますので、ぜひ一度参拝にお越しくださいね。

アクセス方法

場所は筑紫野市原田2550にあります。

  • お車でお越しの方:九州自動車道【筑紫野IC】から県道17号線を経由して15分ほど。もしくは博多方面から県道31号線を経由して55分ほど
  • 電車でお越しの場合:JR博多駅から鹿児島本線下りの久留米行【原田駅】を下車し、徒歩15分(所要時間は50分ほど)

になります。

カップルで初詣したい方はこちら!【恋木神社

鎌倉時代に建立された。と言われる、【恋命】を祀っている全国で唯一の神社になります。

恋木の木は東を示しており、菅原道真公が天皇・妻子を想い続けていたことを御霊魂だけでも。と祀られています。

【良縁幸福の神】・【恋の神様】として、地域のみならず多くの方に親しまれている筑後地方を代表する観光スポットですよ。

恋人の聖地として知られており、境内にはハートの形をしたものが多くあります。

参道にはハートマークが敷き詰められており、恋人と一緒に行かれる方も多くいらっしゃいます。

お守りや絵馬にもハートの形が施しており、「可愛い」と女性に人気があるんですよ。

お正月にカップルで初詣。という方も多くいらっしゃいますので、ぜひ恋人の聖地として人気の神社でお二人のお願い事をお話しに行かれてはいかがでしょうか。

厳かな雰囲気の神社とは異なり、華やかさと親しみやすさが魅力のスポットですので、境内も併せて巡ってください。

福岡市からは少し距離がありますので、市内からお越しの方は時間に余裕をもってお出かけくださいね。

アクセス方法

場所は筑後市水田62-1にあります。

になります。

カップルや夫婦にピッタリの神社ですので、ぜひ大切な方と一緒に初詣に行かれてくださいね。

福岡の三社参りの定番はどこ?一度は訪れたいおすすめスポットを紹介

いかがでしょうか。

福岡では多くの方がお正月に三社参りをされています。

福岡と中国地方に伝わる文化であり、県民の皆さんは毎年の恒例行事として神社に参拝されていますよ。

お正月といえど大変混み合う神社もたくさんありますので、お時間にゆとりを持ってお出かけくださいね。

今回の内容で福岡県の三社参りについてお伝えできていれば幸いです。