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大田市の観光スポット紹介!歴史と自然が融合する街で素敵な時間を

皆さんは大田市(おおだし)に行かれたことありますか?

島根県を代表する観光スポットがある街であり、歴史的にも貴重な場所が多く残されているんですよ。

今回は【歴史と自然が合わさる大田市を観光しよう!一度は行きたいおすすめのスポット】についてご紹介していきます。

島根県の中でも人気の観光地になりますので、ぜひ一度観光めぐりをされてはいかがでしょうか。

大田市の魅力について!

島根県の中央に位置している街であり、出雲大社がある出雲市に隣接している場所として知られています。

世界遺産に登録されている街並みや豊かな自然が広がる山々など。観光めぐりにピッタリの街になります。

また日本海にも面していることから自然と海が織りなす素敵な景観をご覧になることもできます。

大田市と言えば【石見銀山】あることで有名であり、銀山によって栄えた人々の暮らしなどを感じ取ることができます。

都会にはない田舎町の魅力を兼ね備えており、のんびりと過ごすのにも最適な街と言えます。

のどかな景色を見ながらホッと一息つきたい方におすすめであり、歴史ある街並みを眺めながら観光めぐりをすることができますよ。

ではどのような観光スポットがあるのか見ていきましょう!

観光客も多く訪れている人気スポットが数多くありますので、ぜひ一度街を巡ってみてくださいね。

世界遺産にも登録されている日本を代表するスポット!【石見銀山

アジアで初めて鉱山が世界遺産に登録されたスポットであり、島根県を代表する観光スポットとして人気がある場所になります。

多くの方から石見銀山が認知されていますが、【石見銀山遺跡とその文化的景観】が世界遺産に認定されており、町並みも貴重なものになっています。

529haという広大な敷地には当時の趣きと景色をご覧になることができ、歴史ある街並みが広がっています。

現在も人々が住んでいる場所であり、自然と赤レンガ屋根の島根県特有の景観を満喫することができます。

その中で散策スポットとして人気になっているのが【大森の町並み】であり、かつて銀を採掘していた坑道跡や間歩など。歴史的にも貴重なスポットが残されています。

江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気を満喫することができ、食べ歩きやお土産にピッタリのお店も多く建ち並んでいます。

2007年に世界遺産に認定されてから、日本のみならず世界からも多くの方が訪れるようになり、島根県の中でも特に賑わいを見せている場所になっていますよ。

坑道跡や工房など。歴史が古いものも状態良く残されていることから世界遺産に登録された理由。とも言われており、どのようにして銀を生成していたのかを感じ取ることができます。

山々に囲まれた中にひっそりと佇む街並みは風情があり、田舎町のような雰囲気を味わうことができますよ。

石見銀山の歴史について詳しく知りたい方は【世界遺産センター】や【石見銀山資料館】などもありますので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

アクセス方法

場所は大田市大森町イ1597-3にあります。

  • お車でお越しの方:山陰自動車道【松江玉造IC】から大田市方面に進み、終着地点から国道9号線を経由して55分(所要時間は1時間20分ほど)
  • 電車でお越しの場合:JR松江駅から山陰本線の浜田行【大田市駅】を下車。同駅から石見交通の石見川本行【大森】を下車し、徒歩20分(乗り継ぎ等を含めての所要時間は2時間40分ほど)

になります。

当時の遺構をご覧になれる貴重な場所になりますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

日本一の大きさを誇る神社!【物部神社

石見国一宮として鎮座している神社であり、古来より文武両道の神・鎮魂の神として崇敬を受けてきた歴史ある場所になります。

勝運の神とも言われており、地元の方々が連日参拝に訪れています。

御祭神の【宇摩志麻遅命(うましまじのみこと)】が鎮魂祈願を最初に行った。とされており、神職の始めを為す神様として占いやまじない、祈祷の神としても信仰されてきた歴史があります。

戦国時代には石見銀山争奪戦の舞台にもなった場所であり、大内氏や毛利氏といった中国地方を代表する偉人たちが戦勝祈願等を行った神社としても知られています。

現在は病気平穏や交通安全、厄除け等にご利益があるとされており、訪れる方のお願い事を聞いてくれる場として親しまれています。

創建は非常に古く、最初は神体山であった八百山を崇めていました。

その後天皇の勅命により513年に社殿を創建した。と言われており、戦国時代の石見銀山争奪戦によって3度消失した歴史がございます。

1753年に再建され、1856年に現在の社殿が設けられました。

こちらの神社は日本一と言われており、春日造の建物では全国一の規模を誇る。と言われています。

大田市を代表する神社として多くの方から親しまれており、市外や県外からも参拝に訪れていますよ。

一宮として由緒ある神社になりますので、観光にお越しの際はぜひ参拝に行かれてくださいね。

アクセス方法

場所は大田市川合町川合1545にあります。

になります。

観光客も多く訪れている人気のスポットですので、ぜひ一度参拝に行かれてくださいね。

歴史好きなら一度は訪れたい!【さんべ縄文の森ミュージアム

はるか昔の縄文時代の貴重な杉を展示している施設であり、古代の歴史を知ることができる貴重なスポットになります。

約4000年前の縄文時代に三瓶火山が噴火した。と言われており、その噴火によって埋もれていた杉が当時のまま発見されたことで保存・展示を行っている場所になります。

縄文杉の大きさは圧巻の一言であり、長い歳月を経ても当時のまま残されていたことで大変貴重な木になっています。

太古の姿がそのまま残されていたことは世界的にも貴重なものとして取り上げられ、国の天然記念物にも認定されました。

施設が密閉されていることで木々の香りを感じることができ、4000年前の杉の香りを感じ取ることができます。

地下に施設を設けてあることから神秘的な空間になっており、館内だけ時が止まったような雰囲気を満喫することができますよ。

訪れた方が薦めるほど好評なスポットになっていますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は大田市三瓶町多根口58-2にあります。

  • お車でお越しの方:山陰自動車道【松江玉造IC】から大田市方面に進み、終着地点から国道9号線を経由して40分(所要時間は1時間5分ほど)
  • 電車でお越しの場合:JR松江駅から山陰本線の浜田行【大田市駅】を下車。同駅から石見交通の子ご美の里行【小豆原口】を下車し、徒歩15分(乗り継ぎ等を含めての所要時間は2時間30分ほど)

になります。

縄文時代の文化について知ることができるスポットですので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

当時の最先端技術が盛り込まれた歴史ある遺構!【清水谷製錬所跡】

明治時代の先端技術を用いて造られた精錬所の遺構であり、山すその傾斜を利用した当時の貴重な歴史を知ることができるスポットになります。

歴史は明治28年。と言われており、大金を使って造られましたが1年半というわずかな期間で操業が中止された悲しい歴史になっています。

19世紀後半に銀生産を再開しようと試みますが失敗に終わり、明治19年に大阪の藤田組が石見銀山の再開発を行った際にはすでに機能していなかったそうです。

機能させるべく巨額の資金を投入して、鉱石を掘り起こすためにダイナマイトなどを使用するなど近代的な技術を用いて現在の場所に製錬所を開設した。と言われています。

しかし350年にわたって掘り起こされた鉱石はすでに残っておらず、採れた銀の質も良くなかったことから1年半あまりの操業で閉鎖されてしまいました。

製錬所の後は変電所として機能していた歴史がありますが、情報や様子などを知ることができずにいます。

現在は当時の趣きだけが残されており、歴史を感じることができるスポットとして訪れる方がいらっしゃる程度になってしまいました。

石見銀山の栄華と衰退を感じ取ることができ、歴史スポットとして人気になっていますよ。

山々と自然に囲まれた遺構をご覧になれる場所になりますので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

アクセス方法

場所は大田市大森町銀山ホ203にあります。

  • お車でお越しの方:山陰自動車道【松江玉造IC】から大田市方面に進み、終着地点から国道9号線を経由して55分(所要時間は1時間20分ほど)
  • 電車でお越しの場合:JR松江駅から山陰本線の浜田行【大田市駅】を下車。同駅から石見交通の石見川本行【大森】を下車し、徒歩25分(乗り継ぎ等を含めての所要時間は2時間45分ほど)

になります。

当時の歴史を知ることができるスポットになりますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

石見銀山によって栄えた商家の建物をぜひ!【熊谷家住宅】

石見銀山御料における有力商人のお家をご覧になれるスポットであり、銀山によって栄華を極めた当時の暮らしを知ることができるスポットになります。

こちらは1800年に起こった大火の後に建築された。と言われており、1868年に土蔵などを増築して屋敷が整った歴史がございます。

江戸幕府直轄領として役職を示した家の平面構成や当時の屋敷構えなどをご覧になることができます。

時代によって変わっていく生活状況を示す建物として知られており、当時の街並みと合わせて風情あるスポットになっていますよ。

現在の建物は平成13~17年にかけて復元されたものであり、幕末から明治の姿に戻っています。

平成10年には重要文化財に認定されており、当時の貴重な建物や品物をご覧になることができます。

館内を無料でガイドしてくれる方が常駐していますので、当時の歴史を知らなくても楽しむことができますよ。

石見銀山の歴史において重要な役割を担っていた場所になりますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は大田市大森町ハ63にあります。

になります。

当時の暮らしを知ることができる貴重な場所ですので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

登山客に人気のハイキングスポット!【三瓶山】

中国地方にある活火山の一つであり、豊かな自然と緑に囲まれた癒し空間になっています。

中国地方には活火山が2つしかなく、その一つに数えられる三瓶山は大田市を代表する山になっています。

最後に噴火したのが約4000年前。と太古の昔であり、現在は登山スポットとして全国の登山客から親しまれています。

複数の山が窪地を囲むように連なっており、山々が織りなす自然の美しさをご覧になることができます。

こちらは日本神話にも登場するほどで、8世紀に書かれた【出雲国風土記】には自分の国が小さいと考えた国造りの神が海の向こうから引き寄せた三瓶山と大山を杭として使った。というお話が語り継がれています。

登山スポットとして県内外から多くの方が訪れており、標高1126mの男三瓶を主峰に大小異なる山々が連なっています。

登山コースも訪れる方に合ったものになっており、ご自身の体力に合わせてお選びいただけます。

季節ごとに変わる山々の姿は大変美しいものになっており、自然の癒しを感じながら素敵な時間を過ごすことができますよ。

のどかな自然と山々が広がる癒しスポットになっていますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は大田市三瓶町志学にあります。

  • お車でお越しの方:山陰自動車道【松江玉造IC】から大田市方面に進み、終着地点から国道184号線と県道40号線を経由して45分(所要時間は1時間10分ほど)
  • 電車でお越しの場合:JR松江駅から山陰本線の浜田行【大田市駅】を下車。同駅から石見交通の温泉下の町行【緑ヶ丘西口】を下車し、徒歩2分(乗り継ぎ等を含めての所要時間は2時間25分ほど)

になります。

観光客もハイキングに訪れている自然スポットになりますので、ぜひ自然を満喫しに行かれてくださいね。

唯一公開されている間歩をぜひ!【龍源寺間歩】

世界遺産に認定されている石見銀山の中で常時一般公開されているスポットであり、鉱山の歴史と景観を味わうことができる場所になります。

当時の採掘状況などをご覧になることができ、洞窟内にはノミで掘ったであろう痕跡が数多く残されています。

坑道内は温度が一定に保たれているため、夏は涼しく冬は暖かい場になっています。

探検気分が味わえる場所として人気になっており、当時の人々が掘り起こしていた鉱山の景色を満喫することができます。

また排水のため垂直に掘られた竪坑も見ることができ、石見銀山絵巻などの展示もあることから当時の歴史を知ることができる貴重な場として人気になっていますよ。

歴史は江戸時代中頃と言われており、長さは600mに及びます。

当時は良質な銀を含む鉱石が掘り起こされた。と言われており、閉山になる昭和18年までの230年間、活躍した重要な遺構になっています。

現在は豊かな自然と植物に囲まれた幻想的な場になっており、自然を満喫しつつ歴史ある坑道をご覧になることができます。

最寄りのバス停から徒歩では結構な距離があり、ぎんざんカート(電動ゴルフカートのような乗り物)に乗っていかれたほうが安心ですよ。

歴史スポットしても人気になっているスポットですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は大田市大森町銀山15にあります。

  • お車でお越しの方:山陰自動車道【松江玉造IC】から大田市方面に進み、終着地点から国道9号線を経由して1時間(所要時間は1時間25分ほど)
  • 電車でお越しの場合:JR松江駅から山陰本線の浜田行【大田市駅】を下車。同駅から石見交通の石見川本行【大森代官所跡】を下車し、ぎんざんカートの龍源寺間歩入口行【龍源寺間歩入口行】を下車し、徒歩すぐ(乗り継ぎ等を含めての所要時間は2時間50分ほど)

になります。

石見銀山の中で一般公開されている唯一のスポットになりますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

温泉協会からオール5の評価を得ている施設!【薬師湯】

大田市温泉津にある世界遺産の温泉であり、100%かけ流しが人気のスポットになります。

温泉協会から最高評価を受けている施設とあって、地元の方々だけでなく観光客も多く利用されています。

自然湧出で源泉であることから心地よい温泉になっており、身体の芯から温まるものになっています。

最高評価を受けているのは山陰地方でここだけの特別なものになっており、薬師湯の旧館は現存する温泉施設として最古であり、建造物としても貴重なものになっています。

旧館は現在、大正ロマン風のカフェとして運営しており、温泉に入った後に風情あふれる時間を過ごすことができますよ。

日帰り温泉から宿泊までできるスポットになっており、昔ながらの温泉宿で素敵なひと時を満喫することができます。

街並みも大変懐かしいものになっており、夜になるとロマンたっぷりの景観を演出しております。

温泉好きの方が連日お越しになるほど人気の施設であり、お時間帯によっては人混みができるかもしれません。

全国の温泉を利用した方が絶賛するほどのスポットになりますので、ぜひ一度温泉に入って素敵な時間をお過ごしくださいね。

アクセス方法

場所は大田市温泉津町温泉津にあります。

になります。

全国でも有数の人気温泉になりますので、観光で訪れた際はぜひご利用くださいね。

歴史ある町並みに佇むオシャレなお店!【郡言堂本店】

大森地区のメインストリート沿いにあるお店であり、暮らしの楽しさを発信しているスポットになります。

1989年に大森地区で最初に造ったお店であり、洋服や雑貨、寝具など。私たちの日常に必要な品物が数多く取り揃えてあります。

観光客も多く訪れており、お土産やご自身のお好みの品物をご覧になっていますよ。

ギャラリースペースやカフェも併設されており、休憩スポットにも最適な場所になります。

田舎町の雰囲気と風景が残されているお店であり、田舎ならではの魅力を感じ取ることができます。

営業当初は築170年の旧商家を改築したもので、一部屋だけを改装しただけのものでした。

口コミ等を行っていなかったため、お客さんが来ない日が何日もあったそうです。

しかし「この豊かな田舎の風景に価値が見出される時代がきっとくる」と信じて運営を続け、約18年の歳月をかけて少しづつ手を加えて現在のような人気店にまで発展していきました。

時代は新しくなっても昔の魅力を発信し続けている貴重なお店であり、ついつい立ち寄りたくなく魅力を兼ね備えています。

カフェが併設されていることから散策の休憩に訪れやすく、スイーツをいただきながらホッと一息つける癒し空間としても人気になっていますよ。

買い物や休憩ができる魅力たっぷりのお店になりますので、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

アクセス方法

場所は大田市大森町ハ183にあります。

  • お車でお越しの方:山陰自動車道【松江玉造IC】から大田市方面に進み、終着地点から国道9号線を経由して50分(所要時間は1時間15分ほど)
  • 電車でお越しの場合:JR松江駅から山陰本線の浜田行【大田市駅】を下車。同駅から石見交通の石見川本行【大森】を下車し、徒歩3分(乗り継ぎ等を含めての所要時間は2時間25分ほど)

になります。

観光にピッタリのお店になりますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

毎週土曜日には神楽が開催されるスポット!【龍御前神社】

温泉街に佇む神社であり、毎週土曜日にはお囃子が聞こえてくるスポットとして知られています。

土曜日に開催されている夜神楽は石見神楽本来の奉納神楽を思わせるものになっており、厳かな神社の雰囲気と民俗芸能の神秘さを同時に味わうことができます。

こちらの神社はかつて石見銀山の銀を運んだ温泉津港に縁のある神様を祀っており、境内には海の神様ならではの石灯籠や船絵馬が残されています。

時代が変わっても民俗芸能の素晴らしさを堪能することができ、地元の方々や観光客が夜神楽を楽しみにされていますよ。

温泉街の雰囲気も味わうことができますので散策スポットとしても人気になっており、日中は街並みを楽しみ、夜に神楽を見る。という素敵な時間を過ごすことができますよ。

石見に伝わる神楽が有名な神社ですので、タイミングが合いましたらぜひ見に行かれてくださいね。

アクセス方法

場所は大田市温泉町温泉津イ736にあります。

になります。

石見神楽が行われているスポットですので、ぜひご当地の民俗芸能をご覧になってくださいね。

歴史と自然が合わさる大田市を観光しよう!一度は行きたいおすすめのスポットを紹介

いかがでしょうか。

島根県を代表する観光スポットである【石見銀山】やそれにまつわる遺構などが大田市にはございます。

歴史を感じるスポットが数多く残されており、豊かな自然と合わさって神秘的な景観を満喫することができます。

年間を通じて多くの方が訪れており、各スポットごとに魅力あふれる時間を過ごすことができますよ。

観光巡りにピッタリの街ですので、ぜひこの機会に一度訪れてみてくださいね。

今回の内容で大田市の魅力をお伝えできていれば幸いです。