ゴンダックの旅先

旅行するときの参考にしていただければ幸いです。

自然豊かな智頭町で癒しの時間を満喫しよう!

皆さんは智頭町(ちづちょう)に行かれたことありますか?

豊かな自然とのどかな田舎町の雰囲気を味わうことができ、ゆったりとした時間を満喫することができるんですよ。

今回は【癒しの時間を与えてくれる智頭町を観光しよう!】についてご紹介していきます。

四季折々の景観が広がる町ですので、都会では味わえない時間を智頭町で満喫されてはいかがでしょうか。

智頭町の魅力について!

鳥取県の東南部に位置してしている町で、総面積の9割が山林に囲まれている自然豊かな場所です。

1000m級の中国山脈に囲まれており、西に大山・北に鳥取砂丘が広がっている景色が魅力的になります。

季節によって景色が変わり、四季折々の景観を眺めながらのんびり過ごすことができます。

古くから因幡街道と備前海道が交差する要衝として栄えた町であり、江戸時代の参勤交代の宿場町にもなっていました。

明治時代になると林業の町として栄え、土地を活かした産業が現在も受け継がれております。

田舎町らしい景観が広がっており、どこか懐かしい田園風景や建物など。魅力的な景観をご覧になることができますよ。

ではどのようなスポットがあるのか見ていきましょう!

景色が大変美しい町ですので、ぜひ一度観光で訪れてみてくださいね。

歴史ある建物は必見!【石谷家住宅】

江戸時代から300年以上に渡って栄華を極めた商家の建物があるスポットで、智頭町を代表する観光名所になります。

主に林業で財を成した石谷家が国内の銘木・当時の最先端技術を用いて建築した建物であり、3000坪の広大な敷地に豪華さと重厚感を兼ね備えたものになっています。

部屋数は40以上ある。とされており、邸宅や庭園、蔵など。豪商の生活状況をご覧になることができます。

江戸〜昭和という時代背景を表現した和風建築になっており、現在は国の重要文化財として大切に保管されております。

江戸時代では智頭町は宿場町として栄えており、その中でも特に栄華を極めたのが石谷家になります。

現在は建物の内部などを拝観することができ、見上げれば巨木の重なり方や大黒柱など。古き良き日本の建物をご覧になることができます。

敷地内にある建物は時代によって造築されたり取り壊されたりしており、古いものですと江戸時代末期の建造物をご覧になることができます。

豪邸の言葉に相応しい建物になっており、どれをみても圧倒されるものばかりですよ。

敷地内には庭園などの美しい景観が広がる場所もございますので、ぜひごゆっくりと歴史ある建物をご覧になってくださいね。

アクセス方法

場所は八頭郡智頭町智頭396にあります。

  • お車でお越しの方:山陰自動車道鳥取IC】から鳥取自動車道に乗り換え【智頭IC】まで行き、智頭ICから国道53号線を経由して10分(所要時間は30分ほど)
  • 電車でお越しの場合:JR鳥取駅から日ノ丸バスの智頭駅前行【中町】を下車し、徒歩5分(所要時間は1時間5分ほど)

になります。

貴重な建物をご覧になれるスポットですので、ぜひ一度見に行かれてくださいね。

写真映えすること間違いなし!【恋山形駅

現役で使用されている駅であり、SNSなどで度々話題に挙がる写真スポットになります。

恋山形駅は智頭町を通る国道から細い道を通っていくとある駅で、お車でも傾斜がきついと感じる場所にございます。

もともと地元の方が少ないからか利用者は平均3人ほどで、田舎町らしい駅社をイメージすることができます。

駅を正面から見るとピンク一色の建物になっており、ハートマークが施された可愛い駅になっています。

現在は写真スポットとして人気があり、カップルや夫婦で素敵な写真を撮ってらっしゃいますよ。

平成26年には一面に芝桜を植えられており、かわいい駅舎と合わさって素敵な景色をご覧になることができます。

カメラスタンドなども完備されていることからお二人だけでも写真を撮ることができ、智頭町を訪れた記念にすることもできます。

智頭急行が発売しているハート型の絵馬も大変好評であり、ハート型の窪みに入れて一緒に写真を撮ることもできますよ。

乗車される人は少ないですが、このような可愛らしい駅舎があることが話題となり、現在は智頭町の観光スポットとして人気になっています。

カップルや夫婦で素敵な写真が撮れるスポットですので、お二人の思い出にぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は八頭郡智頭町大内恋山形橋にあります。

  • お車でお越しの方:山陰自動車道鳥取IC】から鳥取自動車道に乗り換え【智頭IC】まで行き、智頭ICから国道373号線を経由して15分(所要時間は35分ほど)
  • 電車でお越しの場合:JR鳥取駅から日ノ丸バスの姫路駅前行【西粟倉駅】を下車。同バス停から徒歩15分ほどにある西粟倉駅から智頭急行(電車)の智頭行【恋山形駅】を下車。(乗り継ぎを含めての所要時間は1時間25分ほど)

になります。

素敵な写真が撮れると話題になっていますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

自然の中に佇む神秘的な空間!【諏訪神社

創建年数は不明になっていますが、古くから軍神や鎮火の守り神として厚く崇敬されてきた神社になります。

鎌倉時代の出来事で蒙古襲来が起こった頃(1278年)に信州の諏訪大社から御分霊を勧請し、現在に至るまでこの地で地域一帯を守り続けております。

現存する記録で確認できるのは1832年・1904年に本殿が改築された。ということになっています。

神社を囲むように欅の木が植えられており、夏は新緑・秋は紅葉といった季節の景色を堪能することができます。

紅葉は古くから多くの方を魅了しており、智頭町が誇る紅葉スポットとして親しまれています。

紅葉が見頃を迎える頃には夜にライトアップされ、日中とは異なる幻想的な景観をご覧になることができますよ。

地元の方々が参拝に訪れている穴場スポットですので、ぜひ一度参拝にお越しくださいね。

アクセス方法

場所は八頭郡智頭町智頭227にあります。

  • お車でお越しの方:山陰自動車道鳥取IC】から鳥取自動車道に乗り換え【智頭IC】まで行き、智頭ICから国道53号線を経由して10分(所要時間は30分ほど)
  • 電車でお越しの場合:JR鳥取駅から日ノ丸バスの智頭駅前行【京橋】を下車し、徒歩15分(所要時間は1時間15分ほど)

になります。

神秘的な空間が広がる素敵な神社ですので、ぜひ一度参拝にお越しくださいね。

老舗旅館で贅沢なランチを!【林新館】

昭和10年創業の老舗旅館であり、趣きのある佇まいと智頭杉の香りが漂って素敵な時間を満喫することができます。

宿泊施設としてご利用する方も多く、ゆったりとしたひと時を満喫することができます。

そんな風情ある旅館でお食事を楽しむことができ、宿泊しなくても予約をすれば昼食をいただくことができます。

日本海と山の幸をふんだんに使った割烹料理と地酒が魅力的で、智頭町に訪れた際にご利用される方も多くいらっしゃいます。

地元の方も多く利用されており、親戚が集まるときや法事など。大人数でご利用可能なのも魅力の一つになっています。

「少し贅沢したい」という方におすすめで、老舗旅館でランチがいただけるという素敵な時間を過ごすことができますよ。

趣きのある佇まいがより一層優雅なひと時になりますので、昼食を豪華にしたい方はぜひご利用くださいね。

利用される際は事前に予約が必要になっていますので、お間違えのないようにご注意ください。

アクセス方法

場所は八頭郡智頭町智頭1802-1にあります。

  • お車でお越しの方:山陰自動車道鳥取IC】から鳥取自動車道に乗り換え【智頭IC】まで行き、智頭ICから国道53号線を経由して5分(所要時間は30分ほど)
  • 電車でお越しの場合:JR鳥取駅から日ノ丸バスの智頭駅前行【中町】を下車し、徒歩5分(所要時間は1時間15分ほど)

になります。

優雅なひと時を堪能することができますので、ぜひ予約してランチをいただいてくださいね。

智頭町の絶景を堪能!【那岐山

岡山県奈義町と智頭町との境に位置している山で、標高1255mという智頭町を代表する山の一つになります。

登山に最適な山として親しまれており、登山コースがいくつもあることからご自身の熟練度で決めることができます。

比較的登りやすい山になっており、全国から登山を楽しみに訪れる方も多くいらっしゃいます。

事前に準備や体力づくりは必要になりますが、登山を経験されている方なら安心して登ることができますよ。

山頂からの景色が大変美しいものになっており、西に大山・北に鳥取砂丘、南に瀬戸内海。と鳥取県の絶景を一同にご覧いただくことができます。

智頭町の花である【ドウダンツツジ】や【しゃくなげ】の群落があり、毎年6月ごろにはきれいな花々が咲き誇ります。

こちらにはある伝説が語り継がれており、神代の神跡と伝えられる場所には【いさなぎのみこと】の神霊静まります地。と言われており、地名にある【那岐】の由来になっております。

山頂の南側岸壁には

  • 天照大御神
  • 伊壮那岐尊(いざなぎのみこと)
  • 伊壮那美尊(いざなみのみこと)

の神名が刻まれており、数百年前から神霊を祀っています。

日本神話に登場する神々にゆかりのある山ですので、神聖な山として登山客に親しまれていますよ。

どなたでも登れる山ではありませんが、登山にチャレンジしたい方や趣味で山登りされている方は、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は八頭郡智頭町河津原にあります。

  • お車でお越しの方:山陰自動車道鳥取IC】から鳥取自動車道に乗り換え【智頭IC】まで行き、智頭ICから国道53号線を経由して35分(所要時間は1時間ほど)

になります。

最寄りの駅やバス停がありませんので、公共交通機関でお越しの方はレンタカーで行かれることをおすすめします。

智頭町の自然を一望できるスポットになりますので、ぜひ山頂からの眺めをご覧になってくださいね。

紅葉を見に訪れる方も多い!【豊乗寺】

弘法大師ゆかりの地とされているスポットで、高野山真言宗密教寺院になります。

本尊は阿弥陀所來であり、平安時代空海の法弟である【真雅】が開基した。と伝えられています。

1580年に羽柴秀吉因幡侵攻によって多くの堂宇を消失してしまいますが、寛永年間(1624~1643年)に再建されました。

現在ある寺院は1782年に建てられたものであり、周りの自然と合わさって神秘的な景観が広がっています。

周辺には高野槙の巨木があり、周りの杉の木と一緒に寺院を守り続けています。

厳かな雰囲気が魅力のスポットですが、秋に見ごろを迎える紅葉スポットとしても人気になっています。

赤く染まった紅葉が寺院を華やかにしてくれており、見頃になると県内外から多くの方がいらっしゃっていますよ。

地元民に愛されている紅葉スポットですので、観光でお越しになる際はぜひお立ち寄りくださいね。

アクセス方法

場所は八頭郡智頭町惣地73にあります。

  • お車でお越しの方:山陰自動車道鳥取IC】から鳥取自動車道に乗り換え【智頭IC】まで行き、智頭ICから国道53号線を経由して15分(所要時間は45分ほど)
  • 電車でお越しの場合:JR鳥取駅から日ノ丸バスの智頭駅前行【智頭駅前】を下車し、徒歩40分(所要時間は1時間40分ほど)

になります。

秋の景観を彩る紅葉スポットとして人気がありますので、ぜひ一度見に行かれてくださいね。

幻想的な空間が広がる自然スポット!【芦津渓谷】

智頭町随一の紅葉スポットになっており、美しい自然の景観と渓谷が織りなす癒し空間が魅力の場所になります。

国定公園に指定されているスポットであり、鳥取砂丘を育んだ千代川の源流域に広がる渓谷になります。

園内には歩道が整備されており、お子さんから大人まで森の中を冒険することができます。

自然と木々が織りなす癒し空間を求めて訪れる方も多く、四季折々の景観も併せてご覧になれる自然スポットになっています。

季節ごとに楽しめるアウトドアを楽しむことができ、お子さんの思い出に。とご家族でお越しになる方も多くいらっしゃいます。

智頭町は町全体で取り組んでいる【森林セラピー】を代表するスポットであり、自然を眺めながらハイキングや釣り、キャンプなど。各々素敵な時間を満喫することができますよ。

紅葉スポットとして親しまれていますが、夏に広がる新緑の景観も美しいものになっていますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は八頭郡智頭町芦津にあります。

  • お車でお越しの方:山陰自動車道鳥取IC】から鳥取自動車道に乗り換え【智頭IC】まで行き、智頭ICから県道6号線を経由して35分(所要時間は1時間ほど)

になります。

最寄りの駅やバス停がありませんので、公共交通機関でお越しの方はレンタカーで行かれることをおすすめします。

自然の神秘を感じることができるスポットですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

癒しの空間でいただく絶品グルメ!【みたき園】

芦津渓谷へ向かう参道の途中にあるスポットで、清流のせせらぎと豊かな自然を満喫できるお食事スポットになります。

茅葺の古民家を改築したお店で、趣きのある佇まいと山里の恵みをふんだんに使用した郷土料理を提供しております。

山菜メインのコースなどがあり、五感で自然の魅力を堪能することができます。

山や自然、木々が織りなす素敵な景観が広がっており、お食事をしながら川のせせらぎが聞こえてくるほどの静かな場所になっています。

お食事は事前に予約が必要となっていますが、併設されているカフェはどなたでも利用することができ、ホッとひと息つきたい方におすすめですよ。

地元の情報誌などでも紹介されるほどの人気店であり、山の奥深くにポツンと構えるお店がより一層素敵な時間を満喫することができます。

周りの景観が「まるでジブリみたい」と感じるような雰囲気になっており、ジブリアニメ【もののけ姫】の世界に来たような時間を味わうことができますよ。

贅沢なひと時を満喫できるお店として県外から訪れる方も多くいらっしゃいますので、ぜひ一度ご利用くださいね。

アクセス方法

場所は八頭郡智頭町芦津707にあります。

  • お車でお越しの方:山陰自動車道鳥取IC】から鳥取自動車道に乗り換え【智頭IC】まで行き、智頭ICから国道373号線と県道6号線を経由して25分(所要時間は45分ほど)

になります。

最寄りの駅やバス停がありませんので、公共交通機関でお越しの方はレンタカーで行かれることをおすすめします。

のどかな景色を眺めながらお食事が楽しめるスポットですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

古くから食べられているご当地グルメ!【柿の葉寿司:和佳〜のどか〜】

町内の農家から仕入れた新鮮な食材を使用し、伝統的な智頭町の味を堪能できるスポットになります。

智頭町のご当地グルメとして親しまれているのが【柿の葉寿司】であり、現地で採れた白米は板井原の澄んだ湧き水で炊き上げられ、ふっくらとした食感が魅力になっています。

柿の葉寿司などを日替わりランチでいただくことができ、どの料理も店主自らが全て手作りになっています。

自然の恵みがいっぱいある智頭町ならではのグルメを楽しむことができ、古民家を改装した風情ある時間を満喫することができます。

昭和のような懐かしい山里にタイムスリップしたような時間が流れており、訪れた方に癒しとくつろぎを提供しております。

店主さんのお話によると30歳の節目に母の故郷に帰ってきたそうで、古民家ならではのおもてなしでお客様にとっての【ふるさと】を感じられるお店作りを目指してらっしゃいます。

おもてなしの精神が多くの方を魅了しており、県外からお越しになる方もたくさんいらっしゃいます。

決してアクセスしやすいとは言えませんが、それでも多くの方が訪れるのは店主さんとお店の魅力が伝わっている証になっています。

秘境の地に佇む古民家カフェですので、ゆったりとした時間を満喫したい方におすすめですよ。

美しい自然の景観と癒しをお届けしている素敵なお店ですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

智頭町のご当地グルメが味わえますので、観光めぐりをされる方にピッタリです。

アクセス方法

場所は八頭郡智頭町市瀬1947にあります。

  • お車でお越しの方:山陰自動車道鳥取IC】から鳥取自動車道に乗り換え【智頭IC】まで行き、智頭ICから県道40号線を経由して12分(所要時間は35分ほど)

になります。

電車やバスで行くことも可能ですが、最寄りのバス停【中島】から徒歩で1時間40分ほどかかりますので、レンタカー等で行かれたほうが安心ですよ。

地元で食べられているご当地グルメが味わえるスポットですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

癒しの時間を与えてくれる智頭町を観光しよう!

いかがでしょうか。

智頭町と言えば豊かな自然は魅力であり、各スポットごとの景色を満喫することができます。

都会の喧騒が一切聞こえてこない静かな場所ばかりであり、ゆったり流れる時間を過ごすことができます。

観光名所と呼ばれるものは多くありませんが、自然を眺めながら過ごす時間は贅沢なひと時になること間違いなしですよ。

季節ごとに景観が変わりますので、ぜひお好みの季節にお越しくださいね。

今回の内容で智頭町の魅力をお伝えできていれば幸いです。