ゴンダックの旅先

旅行するときの参考にしていただければ幸いです。

自然と歴史の魅力が広がる丹波市

皆さんは丹波市に行かれたことありますか?

豊かな自然と歴史的建造物を有する町で、のどかな時間を堪能することができるんですよ。

今回は【町特有の自然環境と歴史的名所を有する!丹波市のおすすめスポット】についてご紹介します。

丹波市ならではの時間を過ごすことができますので、ぜひ一度観光巡りをされてはいかがでしょうか。

丹波市の魅力について!

兵庫県の東部に位置しており、かつては日本の行政区分だった丹波国に属する町になります。

大阪や神戸、京都から車で1時間ほどの距離にあり、アクセスのしやすさが魅力の一つです。

町中には豊かな自然と田園風景が広がり、都会では味わえないのんびりとした時間を過ごすことができます。

また丹波市青垣町遠坂地区は【重要里地里山500選】にも選ばれており、日本を代表する里山の風景をご覧になることもできます。

風景を楽しむだけでも十分町の魅力を堪能できますが、町特有の自然を生かした農産物や歴史的建造物も魅力の一つになっています。

さまざまな魅力を兼ね備えており、町を巡れば丹波市ならではの魅力を実感することができますよ。

ではどのようなスポットがあるのか見ていきましょう!

のどかな雰囲気と時間が楽しめますので、ぜひ一度丹波市を観光してみてくださいね。

明智光秀にゆかりのあるスポット!【黒井城】

明智光秀の猛攻を何度も退けた堅城として知られ、現在は建物が残されていませんが歴史スポットとして人気になっている場所です。

標高356mの頂上の本城部分も含めた周囲8kmに及ぶ猪口山全体が要塞になっており、山中の至るところに曲輪や土塁、空堀などの遺構がそのまま残されています。

典型的な戦国時代の山城跡として評価が高く、2017年には【続日本100名城】にも選ばれております。

こちらは丹波の赤鬼という異名を持つ【荻野直正】が篭ったお城として知られ、波多野秀治の寄る八上城と共に明智光秀の猛攻に立ち向かった歴史がございます。

現在は歴史スポットとともに絶景スポットとして親しまれており、登山が楽しめる場所として人気になっています。

地元自治体が管理されているのか初めて登山を楽しむ方でも登りやすい山になっており、地元の方はもちろんのことアウトドアを趣味とされる方が多く訪れています。

登山口から頂上まで約30分ほどで到着しますが、途中滑りやすい場所もございますのできちんとした準備をされたほうが良いです。

ある時期とタイミングが揃うとみられる【雲海】を望むことができ、9月下旬~12月上旬の間で幻想的な景色をご覧になることができますよ。

丹波市の絶景スポットとして親しまれている場所ですので、ぜひ一度お越しくださいね。

アクセス方法

場所は丹波市春日町黒井にあります。

になります。

歴史スポットとして親しまれていますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

丹波市で人気の観光スポット!【白毫寺】

705年に法道仙人によって開基された。とされるお寺で、本尊は天竺から伝えられた薬師瑠璃光如来を祀っております。

眉間の白毫から神々しく瑞光を放っていたことから名が付けられ、入唐求法から帰朝の際に白毫寺を訪れた【慈覚大師円仁】は唐の五台山に似ていることから【五台山】と命名した歴史がございます。

法道仙人はインドの僧であり、中国の五台山で修行した後に日本を訪れております。

鎌倉時代には七堂伽藍が建ち並び、南北朝時代に入ると【赤松貞範】などの地元領主が庇護し、九十三坊を擁する丹波屈指の名刹として栄えました。

戦国時代になると明智光秀丹波攻略による兵火により焼失しましたが、人々の厚い信仰に支えられて再興し現在も大切に残されています。

平成13年には開基1300年慶讃法要が行われ、兵庫県を代表する寺院として多くの方から親しまれています。

敷地内には季節の移ろいが感じられる木々や草花で満たされ、四季折々の景観を楽しむことができます。

白毫寺は藤が大変有名で、九尺藤と呼ばれる美しい藤をご覧になることができます。

5月上旬が見頃と言われており、ゴールデンウィーク時には多くの観光客で賑わいを見せています。

藤が境内を美しい景色に創り上げており、池の水がとても綺麗で鯉の泳ぐ姿は清々しく優美なものになっています。

夕方から夜になるとライトアップされるので日中とは異なる景色が広がっており、ロマンチックな時間を堪能することができますよ。

素敵な写真を撮りに訪れる方も多くいらっしゃいますので、ぜひ一度お越しくださいね。

アクセス方法

場所は丹波市市島町百毫寺709にあります。

になります。

最寄りの駅やバス停がありませんので、公共交通機関でお越しの方はレンタカーで行かれることをおすすめします。

観光客も訪れる人気スポットですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

コスモスを見に訪れる方も多い!【達身寺】

奈良時代行基によって開創されたお寺で、丹波地域で最も古いお寺の一つになります。

宗派は天台か真言系であった。と言われており、寺名は不明とされています。

1712年に竹雲堤山和尚の発願により師である円通寺氷上町)の二十五世大庵清鑑和尚を開山とし、禅宗の中の曹洞宗として現在に至っています。

歴史の大部分が不明とされている神秘的なお寺であり、戦国時代の頃は僧兵を抱えて山岳仏教の教権を張るような大寺院であった。と言われています。

丹波正倉院】という異名を持ち、平安・鎌倉時代の仏像80体を所蔵しています。

その中の12躰が国の重要文化財に指定され、34躰が県の文化財に指定されています。

秋にはのむらもみじとドウダンツツジが見頃を迎え、赤く染まった紅葉とお寺の雰囲気が合わさって素敵な景色を創り上げています。

紅葉が大変有名ですがこちらはコスモスの名所としても知られ、シーズンになるとコスモスまつりも開催されています。

お寺の趣きと周辺のコスモスが素敵な景色を演出しており、のどかな風景を思う存分満喫することができますよ。

都会にはないゆったりした時間が流れる場所ですので、ぜひ一度お越しくださいね。

アクセス方法

場所は丹波市氷上町清住259にあります。

になります。

最寄りの駅やバス停がありませんので、公共交通機関でお越しの方はレンタカーで行かれることをおすすめします。

コスモスの名所として知られていますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

紅葉の名所としても知られる!【円通寺

1382年に足利義満により創建された曹洞宗名刹で、現存する本堂や庫院は江戸時代に再建されたものになります。

江戸時代の面影が残るお寺であり、紅葉の名所としても知られています。

足利義満後円融天皇の勅命により創建したもので年号の首字をとって【永谷山】、天子の宝号の1字をとって【円通寺】と名付けました。

本尊は如意輪観世音菩薩像であり、後小松天皇(日本の第100代天皇)により下賜された。と伝わっております。

歴史あるお寺と紅葉のコントラストが大変美しいものになっており、例年11月になると多くの観光客で賑わいを見せています。

山門すぐの庭には池があり、趣きある景色を演出しております。

紅葉の名所ではありますがそれほど人混みが多いことはなく、ゆっくりと季節の風物詩を堪能することができますよ。

梅雨の時期はあじさいも見ごろを迎える素敵な場所ですので、ぜひ一度季節の景色をご覧になってくださいね。

アクセス方法

場所は丹波市氷上町御油983にあります。

になります。

電車やバスを利用して行くことも可能ですが、乗り継ぎ回数と時間を要しますのでレンタカーで行かれたほうが安心ですよ。

秋には美しい景色が広がりますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

お寺と紅葉が織りなす美しい景観!【高源寺】

中国杭州で修行した僧【遠谿(えんけい)】が後醍醐天皇より号を得て開山したお寺で、丹波市の観光スポットとして人気になっております。

境内には山門や仏殿、鐘楼などの伽藍があり、神秘的な空間が広がっています。

遠谿禅師が中国から持ち帰ったとされる【天目楓】をはじめとする約200本の楓が境内を華やかな景色に創り上げており、惣門から山門のいたる参道には古木の楓が多く紅葉のトンネルが形成されています。

秋には丹波紅葉三山の一つ【天目楓】が見頃を迎え、数百本の楓が美しい景色を創り上げています。

春には八重桜が咲き誇り、季節ごとで自然の景観が楽しめます。

地元では【丹波のもみじ寺】として親しまれており、秋の紅葉はもちろんのこと初夏の青もみじも大変綺麗です。

秋には多くの方で賑わいを見せるスポットですが初夏は人混みも少なく、ゆったり過ごしたい方におすすめです。

こちらはコンクリートを使わないで補修しているので、古き良き日本のお寺をイメージすることができますよ。

観光ツアーでも選ばれている丹波市を代表する観光スポットですので、ぜひ一度お越しくださいね。

アクセス方法

場所は丹波市青垣町桧倉514にあります。

になります。

電車やバスを利用して行くことも可能ですが、乗り継ぎ回数と時間を要しますのでレンタカーで行かれたほうが安心ですよ。

紅葉とお寺が合わさって美しい景色が広がりますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

歴史巡りには欠かせない!【柏原八幡宮

舒明(じょめい)天皇の御代(629年~641年)に出雲連が入船山に素戔嗚尊を奉祀したのが始まりとされ、地元の参拝スポットとして親しまれている神社になります。

1024年に入船山周辺の3か所から霊泉が湧出し、後一条天皇(日本の第68代天皇)の勅意により国家鎮護の社として京都の石清水八幡宮より御分霊を勧請しました。

境内には兵庫県指定重要文化財の三重塔と釣鐘が現存しており、神仏習合の歴史が残されています。

厄除けにご利益があるとされており、毎年2月17日・18日には厄除大祭が行われています。

地元の方からは【丹波柏原の厄神さん】として親しまれており、遠方から参拝に訪れる方もいらっしゃいますよ。

敷地内は大変静かな雰囲気で満たされており、訪れれば優しい空間に心が癒されます。

歴史においても重要な場所であったことがわかり、織田信長の命により明智光秀が戦火を放ち消失した歴史がございます。

豊臣秀吉が1582年に造営を命じ、1585年に本殿と拝殿を竣工されました。

地元のパワースポットとしても人気になっており、連日参拝に訪れる方が後を絶ちません。

観光地のような華やかな空間ではありませんが丹波市を代表する神社の一つですので、ぜひ一度お越しくださいね。

アクセス方法

場所は丹波市柏原町柏原3625にあります。

になります。

参拝スポットとして人気がありますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

のどかな景色を見ながら素敵な時間を!【丹波穂のwonne】

丹波の自然豊かなロケーションに佇むカフェで、ドイツパンとケーキが人気のお店になります。

店名にも使われている【Wonne】はドイツ語で「最高の幸福感」・「心底からの喜び」を意味し、当店の商品をお召し上がりいただいたお客様にほのぼの・ほっこり気分をお届けしております。

和と洋が合わさった素敵な空間になっており、ランチやスイーツ、休憩目的に多くの方から愛されています。

天気の良い日にはガーデン席で素敵な時間を過ごすことができ、自然を眺めながらのどかなひと時を堪能することができますよ。

田畑に囲まれているので空気がとても綺麗で、看板犬の「こむぎちゃん」がお出迎えしてくれます。

テラス席はペット可で利用可能なので、愛犬を連れて訪れる方も多くいらっしゃいますよ。

ドイツパンやドイツ料理も大変好評であり、ランチメニューもございますので優雅な時間を満喫することができますよ。

丹波市で人気のカフェですので、ぜひ一度お立ち寄りくださいね。

アクセス方法

場所は丹波市市島町与戸725-1にあります。

になります。

最寄りの駅やバス停がありませんので、公共交通機関でお越しの方はレンタカーで行かれることをおすすめします。

観光の休憩にピッタリですので、ぜひ一度お立ち寄りくださいね。

歴史ある建物をぜひ!【西山酒造場】

1849年創業の酒蔵で、俳人高浜虚子】の命名である「小鼓」が銘柄として知られています。

こちらの三代目は高浜虚子のお弟子さんだそうで、館内には虚子直筆の俳句が飾られています。

丹波のリラクゼーションの創造と提供】を企業理念とし、普段お酒を飲まれない方も楽しんでいただけるようモノづくりに尽力されています。

日本酒が大変有名ですがリキュールやブランデー、焼酎などの各種アルコール類も取り揃えており、お酒を利かせたスイーツや酒粕も人気になっています。

またお子さんでも安心のノンアルコールの甘酒飲料もあり、運転して来られた方にも好評です。

蔵元直売所は2021年にリニューアルオープンした新しいものになっており、昭和初期まで使用していた槽を再利用してカウンターを設置しています。

改修した囲炉裏の間を公開しており、面影ある佇まいと館内の雰囲気は観光で訪れるのにピッタリです。

スタッフの方も大変親切で、おすすめのお酒を見つけたい時にはぜひ聞いてみてください。

こちらの日本酒を愛する方が多く、日本酒だけでなく甘糀ヨーグルトや甘酒ヨーグルトを求めて訪れる方も多くいらっしゃいますよ。

お酒好きの方はもちろんのことお土産スポットとしても人気がありますので、ぜひ一度お越しくださいね。

アクセス方法

場所は丹波市市島町中竹田1171にあります。

になります。

お酒好きにはたまらないスポットですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

地元の名産で育てられた豚肉を使用!【栗きん豚吉吉】

丹波栗のB級品を食べて育った【丹波栗きん豚】の肉が入った一品で、うまみ成分が高く臭みも少ない高級な豚肉になります。

こちらでは丹波栗きん豚を使って丁寧に手作りした【丹波栗きん豚まん】をいただくことができ、お子さんから大人まで幅広く食べられている丹波市を代表するグルメの一つになっています。

生地はふんわりとした食感で、具はジューシーな味わいが特徴的です。

皮に具がしみ込んだ食欲をそそる味になっており、こちらを求めて丹波市へ訪れる方も多くいらっしゃいますよ。

お店では温かいものや冷たいもの、冷凍品を販売しており、贈り物やお土産品としても人気になっています。

大きさが不揃いの餡が食感も良く、熱々の豚まんを食べれば自然と笑みがこぼれますよ。

お子さんのおやつにもピッタリの一品ですので、ぜひお土産に購入してくださいね。

アクセス方法

場所は丹波市春日町小多利71-2にあります。

になります。

最寄りの駅やバス停がありませんので、公共交通機関でお越しの方はレンタカーで行かれることをおすすめします。

丹波市のグルメとして人気がありますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

町特有の自然環境と歴史的名所を有する!丹波市のおすすめスポット

いかがでしょうか。

自然の魅力を堪能できる丹波市であり、四季折々の景色を眺めたり歴史的建造物をご覧になったり。と各々の素敵な時間を叶えてくれます。

観光地のような華やかな場所も良いですが自然を満喫するのも旅の醍醐味であり、町を巡れば至る所で自然の魅力を感じ取ることができます。

丹波市といえば栗や黒豆、ジビエ料理も大変有名ですので、グルメ探訪するのもおすすめですよ。

自然と歴史が残る素敵な場所ですので、ぜひ一度丹波市へお越しくださいね。

今回の内容で丹波市の魅力をお伝えできていれば幸いです。