歴史スポットが満載!防府市の魅力とは?
皆さんは防府市(ほうふし)に行かれたことありますか?
寺院などの歴史スポットがたくさんある街で、観光にピッタリなんですよ。
今回は【防府市には歴史あふれるスポットがいっぱい!一度は訪れたいおすすめスポット】についてご紹介していきます。
魅力的なスポットがたくさんありますので、ぜひ一度観光に行かれてみてはいかがでしょうか。
防府市の魅力について!
山口県の中南部に位置している街で、北部には中国山地、南部には山口県下最大の防府平野に市街地が形成されています。
山々や海、自然に囲まれたのどかな景色が広がっており、比較的温暖な気候と自然災害が少ない住みやすい街として人気になっています。
国道2号線や山陽自動車道、JR山陽本線などが開通していることから利便性が良いのも魅力の一つになっており、利便性と好立地から多くの企業が防府市に構えています。
自動車関連や農林業、水産業など。幅広い分野の企業が防府市を支えております。
このように住みやすい街として知られる防府市は、古くから【娑波(さば)】という名で日本書紀にも登場している歴史ある街として知られています。
万葉集の時代には周防国の国府が置かれた場所でもあり、現在でも歴史ある建物が多くあるんですよ。
史跡が多く残っていることから当時の文化などを知ることができることから、歴史巡りや神社・仏閣巡りをするのにピッタリの場所です。
では防府市の魅力が伝わるスポットを見ていきましょう!
歴史あるスポットばかりですので、ぜひ一度観光に訪れてみてくださいね。
日本最古の天満宮として知られる!【防府天満宮】
日本で最初に創建された天神さまとして知られている神社で、防府市を代表する観光スポットとして人気の場所になります。
学問の神様である菅原道真を祀っている神社が全国に1万2千あるとされている中で、日本で最も早く創建されたものになります。
当宮創建をもって【扶桑菅廟最初(ふそうかんびょうさいしょ)】と称されており、由緒ある神社として多くの方から親しまれています。
歴史は古く菅原道真は九州西下の際に周防国(現在の山口県)の国司であった土師氏を頼り、本州最後の寄港地となった防府の勝間の浦にご到着されました。
菅原道真は防府の地が天皇が住まわれている京都と陸繋ぎであることから松崎の地に住まいを構えて、「無知の知らせ」を待っていたい。と願いながら九州に旅立ちました。
道真が大宰府で生涯を終えた時にこの地に神光が現れ、多くの人々を驚かせます。
国司の里人たちは菅原道真が光となり雲となって帰ってこられた。と悟り、904年に松崎の地に【松崎の社】を建立した。という歴史がございます。
このことから日本で最初の菅原道真を祀った神社としてこの地に鎮座しており、古くから信仰対象の神社として親しまれています。
地元の方々が連日参拝に訪れており、季節ごとに行われる行事には多くの方がいらっしゃっています。
また市外・県外からも参拝にいらっしゃる方も多く、全国で有名な神社として知られています。
七五三や受験シーズンには多くの方が参拝に訪れており、ご自身のお願い事を聞いてもらってますよ。
#防府天満宮 #菊の品評会 #山口県防府市 pic.twitter.com/FRb8c9YloB
— emma (@4004Multimedia) November 17, 2023
日本最初の天神さまとして親しまれている神社ですので、防府市に訪れた際はぜひ参拝に行かれてくださいね。
アクセス方法
- お車でお越しの方:中国自動車道【山口IC】から国道262号線を経由して20分ほど
- 電車でお越しの場合:JR山口駅から中国じぇいあーるバスの防府駅行【八王子】を下車し、徒歩20分(所要時間は1時間ほど)
になります。
市外や県外からも多くの方が参拝に訪れるスポットですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。
毛利家に伝わる貴重な史料がいっぱい!【毛利博物館】
旧長州藩主毛利家に伝わる美術工芸品や歴史資料など約2万点を展示している施設であり、山口県の歴史を後世に伝える役割を担っています。
2万点の展示品の内、国宝4件7点、重要文化財が9千点。という全国でも有数の博物館として知られています。
敷地内には博物館だけでなく庭園や屋敷があり、季節ごとに変わる景観が楽しめる場所として人気になっています。
建物は明治時代から大正時代にかけて毛利家の本宅として建てられたものであり、明治期の政府メンバーであった【井上馨】が携わったと言われています。
春には桜・秋には紅葉が施設内を彩り、季節を感じるのにピッタリの場所になっています。
博物館から見る庭園がとても美しく、雰囲気と合わさって日本の情緒あふれる景観を満喫することができます。
当時の歴史を知ることができるスポットとして人気があり、連日多くの方々が庭園と建物をご覧になっていますよ。
防府市は毛利博物館に行ってきました。明治以降に建てられた毛利家お屋敷の一部が博物館になっています。広間や風呂場等色んなお部屋を見学出来、見応え十分。お庭の菖蒲は今が見頃です。皆様防府へおいでませ。 pic.twitter.com/HYQD1ymCHa
— 煩 (@they_bon) June 4, 2018
防府市の由緒ある建物になっていますので、観光に訪れた際はぜひ一度訪れてみてくださいね。
アクセス方法
場所は防府市多々良1丁目15-1にあります。
お車でお越しの方は中国自動車道【山口IC】から国道262号線を経由して25分ほどになります。
電車やバスで直接アクセスすることが困難なため、お近くの【防府天満宮】を目指してくださいね。
防府天満宮から歩いて20分の距離になっていますので、合わせて訪れることをおすすめします。
毛利家の貴重な史料が展示されていますので、ぜひ一度見に行かれてくださいね。
天然記念物の黒柏鶏がいっぱい!【玉祖神社】
創建時代が不明となっている神社になっていますが、738年の【周防国正税帳】に記載されていたことからそれよりも前に存在していたスポットになります。
全国に数社あるとされている玉祖神社は、どれもこちらの分霊を勧請しているもの。とされています。
周防国一宮に指定されており、古くから最も格式のある神社として崇敬されていた歴史がございます。
1195年には俊乗房重源(しゅんじょうぼうちょうげん)上人が東大寺再建完成を感謝し、社殿を造営して10町の免田を寄進しています。
延喜式神名帳には【玉祖神社二座】と記載されていますが、【玉祖命】の他は不明となっております。
玉祖命は勾玉や管玉を作る人々の祖先と言われており、三種の神器である【八尺瓊勾玉】を作った神様として知られています。
古くから格式ある神社として知られていますが、境内には【黒柏鶏(くろかしわけい)】がたくさんおり、天然記念物にも認定されています。
この黒柏鶏はこの地が発祥と言われており、鶏を見に訪れる方もいらっしゃいますよ。
地域の方々が参拝に訪れている神社となっており、厳かな雰囲気と神秘的な景観が広がっていますよ。
過去の参拝から☺️⛩️
— やまびこ (@yamabiko_sakura) December 4, 2022
今夜は故郷を思って大阪府八尾市の玉祖神社です☺️⛩️
前にツイートしたかもですが(笑)
山口県防府市の玉祖神社から分霊されました。
3年前の秋、精神的に参って「近くの神社へ」と初めて参拝したのが玉祖神社。
写真は2020年6月12日。
御朱印は大きな勾玉が入っています☺️✨#写真 pic.twitter.com/0DU4P6STQt
格式ある神社になっていますので、ぜひ一度参拝に訪れてくださいね。
アクセス方法
場所は防府市大崎1690にあります。
- お車でお越しの方:中国自動車道【山口IC】から国道262号線を経由して20分ほど
- 電車でお越しの場合:JR山口駅から中国じぇいあーるバスの防府駅行【総合医療センター】を下車し、徒歩20分(所要時間は1時間ほど)
になります。
地元の方々に親しまれている神社ですので、ぜひ一度参拝に行かれてくださいね。
静かな佇まいが人気の神社!【周防国分寺】
741年に【聖武天皇】の勅願により、国ごとに建てられた寺院の一つであり、創建当初からこの地に鎮座している大変珍しい神社となっています。
敷地は国の史跡、境内にある金堂は重要文化財に認定されている大変貴重な建物になります。
その金堂には藤原時代の木造日光や月光菩薩像などの仏像が多く寄贈されています。
平成9年~16年までは平成大修理が行われ、新たな出発として歩み始めました。
1200年以上の歴史がある建物として知られており、当時の雰囲気と建物をご覧になることができます。
古き良き木造の建物と樹齢1000年以上と言われるご神木が織りなす雰囲気はとても神秘的なものになっています。
とても静かな場所であり、ゆったり参拝したい方におすすめの神社ですよ。
周防国分寺、紫陽花の花手水#山口県 #防府市 #神社仏閣 pic.twitter.com/8yfueWbc3w
— 散策好き@山大生 (@HNcDg7dP167Oh8q) June 25, 2023
歴史ある神社として地元の方々に親しまれているスポットですので、ぜひ一度参拝に訪れてくださいね。
アクセス方法
- お車でお越しの方:中国自動車道【山口IC】から国道262号線を経由して20分ほど
- 電車でお越しの場合:山陰本線の【山口駅】から中国じぇいあーるバスの防府駅行【八王子】を下車し、徒歩25分(所要時間は1時間ほど)
になります。
ゆったり流れる時間と雰囲気ある神社が魅力のスポットですので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
防府市でお土産を買うならここ!【まちの駅うめてらす】
防府天満宮の表参道沿いにある施設で、お土産品の購入や観光交流・観光回遊を目的としてスポットになっています。
お名前にある【うめてらす】の由来は、防府市の花木が梅であり菅原道真にゆかりのある花として知られています。
【防府市の魅力を発信する拠点として光輝き照らす】ことを意味しており、観光客と市民の憩いの場として運営されています。
施設内には休憩所や地域の情報を発信しており、観光客に嬉しい場所として重宝されています。
こちらには防府ブランド【幸せます商品】が置いてあり、商品のラベルに【幸せます】と記入されたのが特徴的です。
また防府市内外の特産物も多く取り揃えており、山口県の特産物を購入することができます。
お土産にピッタリの商品から雑貨、日用品などもございますので、ついつい立ち寄りたくなる魅力を兼ね備えていますよ。
山陽線防府駅から徒歩15分ほど。【まちの駅うめてらす】にて山口県防府市のマンホールカードをゲット! pic.twitter.com/fNDQWVGPZR
— おさむ (@OsamuTenyawanya) August 7, 2020
防府天満宮からも近く、休憩に訪れやすいスポットですので、ぜひ一度お立ち寄りくださいね。
アクセス方法
- お車でお越しの方:中国自動車道【山口IC】から国道262号線を経由して20分ほど
- 電車でお越しの場合:JR山口駅から中国じぇいあーるバスの防府駅行【八王子】を下車し、徒歩20分(所要時間は50分ほど)
になります。
お食事やお土産が楽しめるスポットですので、観光に訪れた際はぜひお立ち寄りくださいね。
梅雨の時期には多くの方が参拝に訪れるスポット!【阿弥陀寺】
梅雨時期に咲くアジサイが有名な寺院として人気が高く、見頃を迎えるころには多くの方がいらっしゃるスポットになります。
【あじさい寺】の愛称で親しまれており、80種4000株のあじさいが境内を彩鮮やかな雰囲気を創り上げています。
1180年に焼失した東大寺再建のために俊乗房重源が1186年に周防国を訪れ、再建に必要な材料を調達する造営料国に選ばれました。
こちらの神社は後白河法皇の現世安穏を祈願するとともに、東大寺再建や宗教拠点の一つとして1187年に建立された。という歴史がございます。
厳かな雰囲気と静けさがある神社として親しまれており、地元の方々から大切に守られています。
現在はあじさいのスポットとして親しまれ、【あじさい祭り】が行われる時期には多くの方が訪れています。
神社の周りには木々や自然が広がっており、マイナスイオンたっぷりの雰囲気を満喫することができますよ。
防府市 阿弥陀寺 pic.twitter.com/ZEGRkEjNkV
— 吉本 昌矢 (@y_masaya919) June 12, 2021
防府市で随一の多種多様なあじさいが咲くスポットになっていますので、ぜひ一度6月ごろを目安に訪れてみてくださいね。
アクセス方法
場所は防府市大字牟礼上坂本1869にあります。
お車でお越しの方は中国自動車道【山口IC】から国道262号線を経由して25分ほどになります。
電車やバスでのアクセスが困難なため、公共交通機関でお越しの方はレンタカーで行かれることをおすすめします。
あじさいが見頃を迎える時期がおすすめですので、ぜひ季節を彩る花を見に行かれてくださいね。
街並みや自然が一望できる絶景スポット!【大平山 山頂公園】
防府市の街並みや瀬戸内海が見渡せる絶景スポットとなっており、標高631mに位置している景色の良い場所になっています。
つつじの名所として知られており、春には園内に10万株のつつじが咲き誇ります。
良く晴れた日には瀬戸内海や防府平野の他に九州の国東半島まで見渡すことができ、防府市で随一の絶景スポットになっています。
園内にはアスレチック広場や遊具が設けられており、休日には多くの家族連れで賑わいを見せています。
また展望広場や芝生広場、多目的広場があり、ゆったりくつろぎながら絶景を満喫することができます。
ピクニックが楽しめる場所としても人気になっており、お弁当やおにぎりをもってお出かけするのもおすすめですよ。
山口県(大平山山頂公園)。境目#Canon#EOSRP#ドライブ pic.twitter.com/L7uIr73VGH
— 孤月提督 甲×六 (@OOKAMI1123) January 20, 2022
家族や夫婦、お一人でゆったりした時間を満喫できるスポットですので、ぜひ一度訪れてみてくださいね。
アクセス方法
場所は防府市牟礼163-59にあります。
お車でお越しの方は中国自動車道【山口IC】から国道262号線を経由して40分ほどになります。
電車やバスでのアクセスが困難なため、公共交通機関でお越しの方はレンタカーで行かれることをおすすめします。
防府市の街並みを一望できるスポットとして人気がありますので、ぜひ景色を見に行かれてくださいね。
可愛らしいたぬきの置物がある島!【向島】
海と自然に囲まれた島になっていますが、陸繋ぎになっているためお車で訪れることができるスポットになります。
はるか昔の【姫島婿島物語】の伝説によれば、華浦地区にある鞠生の松原の沖に浮かぶ島だったそうで、大分県の国東半島の沖合にある【姫島】に対して、【婿島】と呼ばれていた歴史がございます。
その後1389年には国府の向うにある島という意味合いから風間島や笠間島などとも呼ばれていたそうです。
現在は向島として親しまれており、防府市の自然を満喫できるスポットとして人気になっています。
1950年に本土と島を結ぶ橋が建築され、島でありつつも陸繋ぎになりました。
島内には桜の名所や公園、たぬきの置物が設けられています。
なぜたぬき?とお思いになる方もいらっしゃいますが、1926年頃までは約2万匹のたぬきが生息していた。と言われており、【向島タヌキ生息地】として国の天然記念物に指定されております。
現在は生息数の減少に伴いほとんど見ることはありませんが、向島のシンボル的存在としてたぬきの置物が訪れる方を迎えてくれています。
美しい自然とのどかな雰囲気が広がっており、ゆったり過ごすのにぴったりのスポットになっていますよ。
山口 防府市 向島
— たぬえ (@tanutanuki8) March 25, 2023
公園の壁画プレートもタヌキ pic.twitter.com/I4wNUemW5c
お車で行くことができる島になりますので、防府市に訪れた際にはぜひ一度お越しになってくださいね。
アクセス方法
お車でお越しの方は中国自動車道【山口IC】から国道262号線と県道185号線を経由して30分ほどになります。
電車やバスでのアクセスが困難なため、公共交通機関でお越しの方はレンタカーで行かれることをおすすめします。
お車で島まで行くことができますので、ドライブしながら行かれてくださいね。
当時の景観が広がる美しい庭園が魅力!【三田尻御茶屋旧構内英雲荘】
萩藩主が参勤交代や領内巡視時の休泊やお客様を迎える時に使用していた公館であり、当時の雰囲気が味わえるスポットになっています。
当時の御茶屋として県内で唯一残されており、昭和14年に土地と建物が毛利家から防府市に寄付されました。
御茶屋と防府市にゆかりが深かった7代藩主【毛利重就】の法名から、【英雲荘】と命名されたのが由来になります。
平成元年には国の史跡に認定され、平成8年~22年に行われた保存修理工事により、江戸や明治、大正時代の建築時期に応じた姿で復元されました。
また平成31年に行われた工事により敷地内の池には水が流れるようになり、建物と合わさって素敵な景観をご覧になることができるようになりました。
当時の雰囲気と建物を見に多くの方が訪れており、歴史ある風景を満喫されています。
建物内から見る庭園は美しいものになっており、ゆったりした時間が流れている風情溢れるスポットになっています。
館内には職員の方がいらっしゃいますので、防府市の歴史や当時のお話を聞くことができますよ。
さくら綺麗だな#三田尻御茶屋旧構内英雲荘 pic.twitter.com/vLaQ5TZiQi
— 紫熊🧸💜@4期生推し (@kenfuku0822) March 31, 2018
さまざまな時代の建物が見られる貴重な場所ですので、ぜひ一度訪れてみてくださいね。
アクセス方法
- お車でお越しの方:中国自動車道【山口IC】から国道262号線を経由して25分ほど
- 電車でお越しの場合:JR山口駅から中国じぇいあーるバスの防府駅行【防府駅】を下車し、徒歩20分(所要時間は1時間ほど)
になります。
日本の情緒あふれる雰囲気が広がるスポットですので、ぜひ一度訪れてみてくださいね。
防府市には歴史あふれるスポットがいっぱい!一度は訪れたいおすすめスポットを紹介
いかがでしょうか
歴史ある建物が多く残っている街として、歴史巡りや神社巡りされる方で賑っています。
神社の厳かな雰囲気を感じながらゆったり過ごすことができ、観光スポットとは違った魅力を持っていますよ。
防府市は歴史巡りにピッタリの街ですので、時間をかけてゆっくり街並みを散策されてくださいね。
今回の内容で防府市の魅力をお伝えできていれば幸いです。