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明治維新の舞台!萩市での歴史体験と自然の楽しみ方

皆さんは山口県萩市に行かれたことありますか?

歴史ある街並みと当時の雰囲気を味わうことができる歴史ゆかりの地として有名なんですよ。

今回は【情緒あふれる歴史的景観を見に行こう!萩市でおすすめのスポット】をご紹介していきます。

歴史好きの方はもちろんのこと、萩市に行かれたことがない方はぜひこの機会に一度観光に訪れてみてはいかがでしょうか。

萩市の魅力について!

山口県の北部、長門市の東側に位置してる街で、古き良き日本の建物や当時の歴史が残っているスポットとして知られています。

日本海側に面していることから絶景が多い場所としても有名で、観光や散策にぴったりの街です。

萩市といえば【萩焼】や【萩ガラス】が有名で、全国にファンがいるほどの工芸品がございます。

また山口県世界遺産が全て萩市に集まっていることから、伝統や歴史的景観が広がるスポットになってますよ。

長門市と並んで山口県北部を支える重要都市になっていますので、観光に訪れたことがない方はぜひ一度訪れてみてくださいね。

では萩市には何があるのか見ていきましょう!

歴史がお好きな方はもちろんのこと、初めての方でも楽しめるスポットばかりですので、お気に入りのスポットを見つけて巡ってくださいね。

明治維新がお好きな方はぜひ!【松下村塾

萩市を代表する歴史スポットであり、幕末期の偉人である【吉田松陰】にまつわる場所になっています。

1842年に吉田松陰の叔父である【玉木文之進】が自宅で私塾を開いたのが始まりとされ、叔父の後を松陰の外伯父【久保五郎左衛門】が引き継ぎ、1857年に吉田松陰が28歳で主宰するようになりました。

当時は身分や階級によって学ぶことができない風習が残っておりましたが、松陰は関係なく塾生を受け入れました。

松下村塾には

などが通っていた。と言われています。

多くの方が明治新政府に活躍した方々であり、松下村塾が明治の時代を作ったといっても過言ではありません。

こちらは木造瓦葺き平家の小さな建物になっており、8畳の一室と吉田松陰によって増築された4畳半一室、3畳二室、土間1坪で構成されています。

現在は8畳のお部屋に吉田松陰の石膏像と肖像画が飾られており、当時の雰囲気を感じることができます。

当時の雰囲気と学び舎として多くの方々を輩出した素敵な場所として、多くの方々が観光に訪れています。

また世界遺産にも登録されていることから、日本だけでなく海外からも訪れていらっしゃいますよ。

萩市を代表する観光スポットですので、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

アクセス方法

場所は萩市椿東1537にあります。

になります。

多くの偉人が学んだ施設ですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

当時の街並みが広がるスポット!【萩城城下町】

江戸の街並みがをご覧になれるスポットとして知られ、萩市の定番スポットとして人気になっている場所です。

江戸時代には萩城とその周りには栄えた城下町がございました。

萩城の外堀から外側に広がっている城下町であり、碁盤の目のように区画された街並みになっています。

当時は商家や中級武家屋敷、医者の家など。多くの人々が住んでいた。とされています。

現在では江戸時代の建物と白壁と黒板塀が残されており、江戸時代の美しい街並みをご覧になることができます。

こちらには維新ゆかりの地としても知られ、歴史巡りされる方が多くいらっしゃってます。

散策スポットとしても人気になっており、当時の雰囲気と建物を眺めながらゆっくり時間を過ごすこともできますよ。

萩市ならではの美しい景観が広がっているスポットですので、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

アクセス方法

場所は萩市呉服町1丁目にあります。

になります。

当時の面影を残す町並みをご覧になることができますので、ぜひ一度お越しくださいね。

萩市を代表する偉人が祀られている神社!【松陰神社

松下村塾の主宰者である吉田松陰を祀っている場所であり、萩市を代表する神社として知られているスポットになります。

吉田松陰が亡くなってから31年後の明治23年松下村塾出身者によって、松下村塾の改修が行われました。

その時に吉田松陰の実家、杉屋の人々の手で御霊を祀る土蔵造りのほこらを建設されたものが松陰神社の前身になります。

その後明治40年伊藤博文や野村靖らによって、ほこらを公の神社として創設しようと山口県に請願書を提出します。

同年に県社の社格を持って創建が許可され、松下村塾南隣りに移して本殿としました。

1942年には新社殿を作る計画がございましたが、第二次世界大戦が勃発し建築が延期されます。

戦争が終わり社会情勢が安定してきたことで事業が再開され、1955年に御祭神が新社殿に遷座し、現在の【松陰神社】となりました。

このような歴史があり、松下村塾の門下生らによって大切に守られてきた神社になっています。

吉田松陰の他に塾生、門下生を御祭神とする末社【松門神社】もございます。

現在では観光スポットとして多くの方が参拝に訪れており、当時の歴史を感じつつ神社の雰囲気を満喫されています。

雰囲気だけでも十分楽しめますが、神社入り口にあり【松陰だんご】がとても人気の商品となっており、多くの方が注文されています。

松陰だんごの他にソフトクリームなども売っていますので、厳かな雰囲気とは違って気軽に立ち寄れる場所としても人気になっていますよ。

萩市の偉人たちが祀られている神社ですので、ぜひ一度お越しくださいね。

アクセス方法

場所は萩市椿東1537番地にあります。

になります。

萩市を代表する偉人である吉田松陰を祀っている神社ですので、ぜひ一度参拝に行かれてくださいね。

桂小五郎とも呼ばれた偉人が住んでいた屋敷!【木戸孝允旧宅】

幕末維新の三傑にも数えられる木戸孝允が20年間過ごした。とされる旧宅があるスポットで、当時の生活状況や住まいについてご覧になれる場所です。

木戸孝允は【桂小五郎】とも呼ばれており、明治維新の重要人物として知られています。

木戸孝允吉田松陰兵学門下であり、1862年に藩の要職に就き京へと出て国事に奔走します。

その時に姓名を【木戸】と改め、坂本龍馬によって西郷隆盛大久保利通たちの薩摩藩と【薩長同盟】を結び、明治維新に尽力されます。

維新後は廃藩置県などのさまざまな推進に功績されますが、1877年の西南戦争の途中で病に倒れ45歳の生涯を終えました。

その木戸孝允が江戸に出るまでの20年間を過ごした場所になっており、木造瓦葺の2階建ての建物になります。

建物内に入ることができ、幼少時代の手習いの書を表装した掛け軸や写真などをご覧になることができます。

また建物内にはガイドさんが常駐しておりますので、木戸孝允について詳しく教えてくださいますよ。

国指定史跡にも選ばれていることから、全国の歴史ファンが多く訪れている場所になっています。

当時の建物と明治維新に尽力した木戸孝允ゆかりの地になっていますので、ぜひ一度ご覧になってくださいね。

アクセス方法

場所は萩市呉服町2丁目37にあります。

になります。

当時の建物が現在でも大切に残されているスポットですので、ぜひ一度見に行かれてくださいね。

日本の初代総理大臣が住んでいた?【伊藤博文旧宅】

明治期に日本最初の総理大臣である伊藤博文が居住していた建物であり、木造茅葺き平家建ての小さな家があるスポットになります。

東博文は1841年に現在の山口県光市の農家に生まれました。

幼少期は【利助】という名前でしたが、のちに博文と改めます。

もともとこちらの建物は萩藩の中間【伊藤直右衛門】の居宅でしたが、1854年伊藤博文の父が伊藤家の養子になったことから伊藤博文も入家します。

その後1868年に兵庫県知事に赴任するまでの間住んでいた。とされており、ゆかりの地として萩市の観光スポットになっています。

伊藤博文木戸孝允らと一緒に松下村塾に入り、吉田松陰から「なかなか周旋家になりそうな」と言われるほどの評価を得たそうです。

政治新政府では参与・兵庫県令などを歴任し、明治4年には岩倉使節団の一員として欧米各国を訪れています。

日本に帰国して参議などの要職を経て1885年に初代内閣総理大臣となり、計4回内閣を組閣されました。

歴史の教科書でも必ず登場する歴史偉人にまつわる場所として、歴史ファンだけでなく多くの方が訪れているスポットになります。

旧宅そばには萩焼で作られた等身大の伊藤博文の陶像があり、東京から移築した【伊藤博文別邸】もございますよ。

日本を代表する偉人にゆかりのあるスポットですので、ぜひ一度ご覧になってくださいね。

アクセス方法

場所は萩市椿東1511-1 にあります。

になります。

日本最初の総理大臣が住んでいたとされる建物ですので、ぜひ一度見に行かれてくださいね。

当時は栄えた街として知られる!【萩城跡】

1604年に毛利輝元が指月山麓に築城したもので、別名【指月城】とも呼ばれているお城があったスポットになります。

当時は山麓の平城と山頂の山城で構成されており、栄えた街として栄華を極めます。

本丸の高さは14.4mの五層の天守になっていましたが、1874年に天守・やぐら等が解体され、現在はお堀と石垣の一部のみが当時のまま残されています。

当時の雰囲気を感じ取ることができるスポットとして知られ、萩市の歴史巡りをされる方の多くが訪れている場所でもあります。

春には600本のソメイヨシノが咲くお花見スポットとして人気になっており、お城の雰囲気と合わさって素敵な空間を演出してくれます。

また珍しい桜【ミドリヨシノ】があることでも知られ、日本では萩市でしか見ることのできないものになっています。

夜にはお城周辺がライトアップされ、天守やお城はないものの幻想的な空間を満喫することができますよ。

山々と自然に囲まれた癒しスポットになっていますので、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

アクセス方法

場所は萩市堀内1-1にあります。

になります。

当時のお城があった場所ですので、歴史巡りに最適なスポットですよ。

子どもの頃を思い出すスポット!【萩 明倫学舎】

萩藩の人材育成の中枢を担った学び舎で、木造の小学校をイメージできる場所として人気のスポットになっています。

萩市は日本近代化の礎をを築いた先駆者が多く、明治維新が起こったゆかりの地として知られています。

こちらの建物は人材育成を主にしたものであり、未来を担う若者を多く育成していた場所になります。

当時は【藩校明倫館】として運用されており、その跡地には近年まで授業が行われた明倫小学校がございました。

小学校の本館棟は国登録有形文化財にも指定されており、4棟の木造校舎で構成されています。

平成30年は明治維新から150年という節目を迎えたことから、こちらの建物を【萩・明倫学舎】として運営されております。

建物内を見学することができ、まっすぐ伸びる廊下や木枠の窓など。古き良き校舎の雰囲気を満喫することができます。

昭和世代にとっては懐かしさを感じることができるスポットとして人気になっており、木造建物の音や香り、雰囲気を満喫されています。

萩市の歴史を知ることができるスポットになっており、萩市にまつわる偉人や文化、萩藩の動きなどをご覧になることができますよ。

歴史の中でも特に人気の高い幕末や明治維新について紹介しているスポットですので、ぜひ一度素敵な校舎を見に行かれてくださいね。

アクセス方法

場所は萩市江向602にあります。

になります。

懐かしさを求めて訪れる方も多くいらっしゃいますので、ぜひ一度足を運んでくださいね。

夕陽スポットとして人気!【菊ヶ浜】

萩城跡から萩湾に沿って、浜崎商港まで続く白砂青松の海岸であり、のどかな雰囲気と美しい景観が魅力のスポットになります。

【快水浴場百選】にも選ばれているスポットであり、夏には家族連れやカップルの方で賑わう場所になっています。

こちらからは国指定の天然記念物に認定されている【指月山】をご覧になることができ、青い海と合わせて素敵な景観を創り上げています。

古くから美しい場所として知られており、【阿武の松原】として歌に詠まれたことでも知られています。

日中は青い海や空、島々などをご覧になれるスポットになりますが、特におすすめなのが夕方ごろに広がる夕陽が大変美しいものになっています。

夕日スポットとして人気になっており、地平線に沈む夕日を見に多くの方が訪れています。

とても静かな場所になっており、波の音や自然が奏でる音を聞くことができる癒し空間になってますよ。

史跡や歴史スポットがたくさんある萩市でのんびりしたい方におすすめの場所ですので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

アクセス方法

場所は萩市堀内2区にあります。

  • お車でお越しの方:中国自動車道【山口IC】から国道315号線を経由して1時間20分ほどになります。
  • 電車でお越しの場合:JR山口駅から中国バスの防長線:東萩駅行【萩 明倫センター】を下車し、徒歩25分(所要時間は1時間40分ほど)

になります。

砂浜と海が広がる癒し空間を満喫できますので、ぜひ一度足を運んでくださいね。

萩市の絶景スポットとしても名高い!【須佐ホルンフェンス】

はるか昔の約1500万年前のマグマ熱によって造られた岩をご覧になれるスポットであり、自然の神秘と海が広がる場所になっています。

こちらの岩は海底に堆積した砂泥互層からなる須佐層群であり、高温の火成岩体(高山はんれい岩)が岩の間に入ったことでこのような断層になった。とされています。

ホルンフェンスとは変成岩の一種であり、熱によって生じる接触変成岩になります。

このような景観は学術的価値が高いものとして知られ、自然のすごさと神秘さを感じることができます。

須佐ホルンフェンスは灰白色と黒色の縞模様になっており、国指定名勝および天然記念物にも認定されています。

お近くまで歩いて行くことができ、遊歩道から断崖下まで降りることもできます。

青い海と空、まるで自然のアート作品のような素晴らしい岩をご覧になれるスポットですので、ぜひ一度見に行かれてくださいね。

気軽に行ける場所として人気になっていますが、足元が滑りやすいので歩きやすい靴を履いてお出かけください。

アクセス方法

場所は萩市須佐高山北海岸にあります。

お車でお越しの方は中国自動車道【山口IC】から国道315号線を経由して1時間20分ほどになります。

バスや電車でのアクセスが困難なため、公共交通機関でお越しの方はレンタカーで行かれることをおすすめします。

自然が創り出した絶景をご覧になれるスポットですので、ぜひ一度見に行かれてくださいね。

国指定名勝にも選ばれているスポット!【長門峡

萩市から山口市にまたがる全長12㎞で構成されている渓谷であり、四季折々の景観とのどかな雰囲気を満喫することができるスポットになります。

大正12年に国指定の名勝に指定され、古くから美しい景観が守られてきた場所になります。

長門峡という名前は萩出身の日本画家【高島北海】によって命名されたもので、萩市にゆかりのあるスポットとして知られています。

渓谷からは奇岩や滝などを眺めることができ、季節ごとに咲く花々と合わさって幻想的な景観を創り上げています。

春にはヤマザクラ、秋には紅葉をご覧になれるスポットとして人気になっており、散策しながら自然のすばらしさを堪能することができます。

また雪が降った際には雪化粧した木々や自然が広がっており、季節ごとに魅力たっぷりの景色を眺めることができますよ。

特に人気なのが紅葉が見頃を迎える11月中旬であり、紅葉と渓谷の景観を見に多くの方が訪れています。

山口市萩市で自然の景観をご覧になることができますので、お近くの市内からお越しください。

木々や山々、四季折々の花々などが広がる癒し空間ですので、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

アクセス方法

場所は萩市川上3919-48にあります。

お車でお越しの方は中国自動車道【山口IC】から国道9号線と県道310号線を経由して40分ほどになります。

バスや電車でのアクセスが困難なため、公共交通機関でお越しの方はレンタカーで行かれることをおすすめします。

豊かな自然と四季折々の景観が楽しめるスポットですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

情緒あふれる歴史的景観を見に行こう!萩市でおすすめのスポットを紹介!

いかがでしょうか。

情緒あふれる街並みと歴史的建造物がたくさんある萩市は、観光で訪れるのにぴったりの場所です。

歴史にゆかりのあるスポットだけでなく、四季折々の景観や自然を満喫することもでき、一年を通して多くの観光客で賑わいを見せています。

歴史がお好きな方や観光で訪れる方におすすめの街ですので、ぜひ一度萩市の魅力に触れてくださいね。

今回の内容で萩市のスポットについてご紹介できていれば幸いです。