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松山市の文化と歴史を巡る旅

皆さんは松山市に行かれたことありますか?

愛媛県の主要都市であり、お城や温泉がある街として人気があるんですよ。

今回は【文化的魅力にあふれた街!松山市のおすすめスポット】についてご紹介していきます。

素敵な時間を満喫できる観光都市ですので、ぜひ一度街を巡ってみてくださいね。

松山市の魅力について!

四国の北西部に位置しており、愛媛県の県庁所在地及び四国地方で人口が最も多い市になります。

広島市岡山市に次ぐ3番目の都市として知られ、四国地方の重要な拠点になっています。

松山市と言えば日本最古と呼ばれる【道後温泉】がある街で、温泉好きなら一度は訪れたい場所でもあります。

また近代伯の礎を築いた【正岡子規】の出身地であり、【いで湯と城と文学のまち】と称されるほど文化的魅力にあふれた街になります。

街にはシンボル的存在にもなっている【松山城】が佇んでおり、観光地として多くの方から支持されております。

四国を訪れる目的にされる方も多くいらっしゃるほどの人気都市で、城下町の街並みや城、温泉など。観光巡りにピッタリですよ。

主要都市でもあるため近代的な街並みも広がっており、各々素敵な時間を満喫することができます。

ではどのようなスポットがあるのか見てきましょう!

愛媛県で最も栄えている街ですので、ぜひ四国を訪れた際は観光巡りされてくださいね。

街のシンボルとして佇む歴史スポット!【松山城

市内中心部に位置している松山市のシンボルで、江戸時代に建てられた歴史あるお城になります。

1602年に築城が開始され、約四半世紀をかけて完成させたものになります。

加藤清正藤堂高虎らと並んで築城の名手と謳われた、伊予松山藩初代藩主【加藤嘉明(よしあき)】が生み出した名城になります。

加藤嘉明豊臣秀吉柴田勝家を倒した【賤ヶ岳の戦い】で功績を挙げた人物であり、賤ヶ岳の七本槍と称されました。

関ヶ原の戦い後は徳川家に仕え、1602年に松山城の築城を開始しました。

戦乱の世が終わったにも関わらず軍事的に優れたお城を築城しており、江戸時代に建てられた中では大変珍しいものになっています。

ではなぜ堅城が作られたのかというと、当時伊予では河野氏の残党が多く残っていた。と言われています。

いつ戦が起きてもおかしくない状況であったため堅固なお城が築かれた。と推測することができ、当時の戦況を感じ取ることができますよ。

現在は松山市の観光スポットとして親しまれており、愛媛県を代表するお城として人気になっています。

天守まで登ることができ、最上階からは松山平野や瀬戸内海を一望することができます。

本丸もそうですが二の丸も大変見応えがある建物で、韓国の倭城の防備手法である【登り石垣】をご覧になることができます。

こちらの石垣は当時のまま残されている大変貴重なものであり、お城全体が国の史跡に指定されております。

また21棟が重要文化財に指定されており、日本を代表するお城として現在も松山市を見守り続けております。

街の中心部にあることから非常にアクセスしやすく、夜間には街並みがライトアップされた景色を堪能することができますよ。

松山市を代表する観光スポットですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は松山市丸之内1にあります。

になります。

街の真ん中に佇むシンボルですので、ぜひ一度ご覧になってくださいね。

日本最古の温泉として知られる!【道後温泉本館

日本最古の温泉【道後温泉】のシンボルになっている建物で、【神の湯】に代表される温泉施設になります。

こちらの温泉施設は日本で初めて公衆浴場が国の重要文化財に指定され、現在もなお昔と変わらず営業を続けております。

多くの方の疲れを癒してくれるスポットとして親しまれており、平成21年に発行された【ミシュラングリーンランド・ジャポン】では最高評価の3つ星を獲得しております。

現在ある建物は当時の道後湯之町初代町長【伊佐庭如矢(いさにわゆきや)氏】が100年後の道後温泉を見据えて建築したもので、幾多の苦難を乗り越えて明治27年に改築しました。

時代が流れるとともに改築を繰り返し、昭和10年に現在の建物が完成しております。

現在も改装を行いながら営業されており、2024年3月では温泉のみの営業になっております。

全館の営業再開は令和6年7月11日から。と記されており、もうすぐで本館の保存修理工事が終了しますよ。

温泉を利用するためには整理券が必要となり、営業開始の朝6時頃には整理券を求める観光客で列を成しています。

文豪【夏目漱石】も入った歴史ある温泉で、当時入浴された際に絶賛したことが著書【坊ちゃん】に記載されております。

また有名ジブリ映画【千と千尋の神隠し】のモデルにもなった。と言われており、松山市を訪れる目的にされる方も多くいらっしゃいます。

日本三古湯の一つに数えられている道後温泉のシンボル的な場所であり、歴史ある建物と風情ある町並みが広がってますよ。

松山市といえば道後温泉がある町ですので、観光で訪れた際はぜひ本館まで足を運んでくださいね。

アクセス方法

場所は松山市道後湯之町5-6にあります。

になります。

日本最古の温泉と呼ばれているスポットですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

建物だけでも必見の歴史ある建造物!【萬翠荘

松山藩主の子孫にあたる【久松定謨】伯爵の別邸として建てられ、フランス・ルネッサンス様式のオシャレな建物になります。

古くから皇族の立ち寄り所や各界の社交場として使用された歴史があり、格式ある場として知られていました。

現在は建築当時の雰囲気をご覧になれる場として親しまれており、イベント会場や展示会などに利用されております。

松山市街地にありながらここだけ大正ロマンを感じ取ることができ、観光スポットとして人気になっています。

当時から100年以上が経過しても当時の豪華さあふれる建物は健在であり、大切に守られている様子を伺うことができます。

昭和天皇がお泊まりになられた場所としても知られており、歴史を知っているとより一層趣ある建物に見てますよ。

これほど豪華な建物になっていますが、各部屋で自由に写真を撮ることができ、記念にお写真を撮る方で賑わってます。

映画のロケ地にも使用されており、【バスカヴェル家の犬】の舞台にもなっています。

映画をご覧になった方ならワクワクすること間違いなしであり、映画ファンにも親しまれている人気スポットですよ。

ウェディングフォトを撮影されている時もございますので、ゆっくりご覧になりたい方はお早めの時間帯がおすすめです。

大正ロマンを感じられる素敵な建物ですので、ぜひ一度ご覧になってくださいね。

アクセス方法

場所は松山市一番町3丁目3-7にあります。

になります。

歴史的文化を感じる素敵な場所ですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

カップルや夫婦にぴったり!【大観覧車くるりん】

松山市を一望できるアトラクションであり、カップルや夫婦で特別な時間を満喫できるスポットになります。

愛媛県の百貨店として親しまれている【いよてつ高島屋】の屋上にあり、直径45m、最高到達85mの高さから市内をご覧になることができます。

松山城や市街地を一望することができ、観光の思い出にぴったりのアトラクションになっています。

2つの乗り物が用意されており、通常ゴンドラとシースルーゴンドラがございます。

シースルーゴンドラの方が料金はお高くなっていますが、床面が透明ガラス製になってまるで空中浮遊しているような感覚を味わうことができます。

日中は松山市街を一望できますが、ぜひ夜景が楽しめる夜にご乗車ください。

ライトアップされた観覧車と煌びやかな光で包まれる市街地を満喫することができ、大切な方との素敵な思い出になりますよ。

商業施設と複合しておりますので、お買い物を楽しんだ後にご利用するのもおすすめです。

市街地や松山城などを見渡せる素敵なアトラクションですので、カップルや夫婦、ご家族でぜひご乗車くださいね。

アクセス方法

場所は松山市湊町5丁目1-1にあります。

  • お車でお越しの方:松山自動車道【松山IC】から県道190号線を経由して15分ほど
  • 電車でお越しの場合:JR松山駅から千舟町通りを経由して、徒歩25分ほど

になります。

松山市の街並みを一望できるアトラクションですので、ぜひ大切な方との特別な時間にしてくださいね。

赤色の社殿が神秘的!【伊佐爾波神社】

創建年数は不明となっている神社で、道後温泉のパワースポットとして知られている場所になります。

清和天皇の代(858〜876年)に奈良大安寺の僧【行教】が伊予の国司に請い、道後の地に八社八幡宮を建立した一社になります。

神功皇后仲哀天皇道後温泉へ来湯した際の行宮跡に建てられた。と言われており、主祭神として崇められています。

平安時代の書物【延喜式】にも記載されており、当時は湯月八幡宮・道後八幡と呼ばれていた歴史がございます。

創建当初は道後公園山麓に鎮座していた。と推測されており、14世紀頃に河野氏が築いた【湯月城】築城の際に現在の地へ移された。とされています。

当時から地域の守護神して鎮座しており、道後七郡の総守護と称えられました。

加藤嘉明松山城の固めとして八社八幡を定めた時に一番社として称えられ、武運長久の祈願所として使用されました。

現在の社殿は江戸時代に江戸城で弓の競射が行われ、松山藩主【松平定長公】が必中の祈願を行った場所でもあります。

祈願成就されたことで成就のお礼に建て替えられた。とされ、1667年に完成したものになります。

京都の石清水八幡宮を模した。と言われており、宇佐八幡宮(大分県)と並んで全国に三つしかない八幡造りの社殿になっています。

昭和31年には本殿が国の重要文化財に指定され、昭和42年に全体が重要文化財に追加指定された。という歴史がございます。

現在は道後温泉を訪れた方の参拝スポットとして親しまれており、松山市のパワースポットとして人気になっています。

境内までは135段の階段を登っていくことになりますので、足腰に不安がある方には不便な場所かもしれません。

境内まで登って振り向くと素晴らしい景色が広がっており、道後温泉の風情あふれる景観をご覧になることができますよ。

社殿は朱色の美しい建物になっており、多くの方を魅了しております。

松山市を代表する神社として親しまれており、道後温泉の雰囲気とマッチした素晴らしいスポットですよ。

古くからこの地を見守り続けている神秘的な神社ですので、観光で訪れる際はぜひ参拝にお越しくださいね。

アクセス方法

場所は松山市桜谷町173にあります。

になります。

松山市の参拝スポットとして親しまれていますので、ぜひ一度参拝にお越しくださいね。

街を一望できるのどかなスポット!【松山総合公園】

人と自然のふれあいの場として親しまれているスポットで、季節の花々が広がる癒しの空間になります。

ご家族の方に人気のあるスポットであり、休日にもなれば多くの家族連れで賑わいを見せています。

園内には遊具なども設置されており、小さなお子さんを遊ばせるのに最適な場所です。

こちらの公園は令和4年に【日本夜景遺産】に認定され、展望広場からは松山市街地や松山駅周辺の繁華街などの夜景をご覧になることができます。

また夜間にライトアップされる松山城を眺めることができ、松山市の夜景を堪能することができますよ。

のどかな公園になっていますが園内にはヨーロッパをイメージできる展望塔が設けられており、外国にいるような気分を味わうことができます。

市民の憩いの場として知られており、散歩したりウォーキングしたり。と各々の時間を過ごされてますよ。

松山市街地を一望できる素敵な公園ですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は松山市朝日ヶ丘1丁目15にあります。

になります。

家族や夫婦、カップルに最適な場所ですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

立ち止まって見てしまうおしゃれな時計!【坊ちゃんカラクリ時計】

道後温泉駅前の放生園にある時計台で、1994年に道後温泉本館建設100周年を記念して作られたものになります。

1時間ごとに道後温泉らしい音楽とともにせり上がり、夏目漱石の著書【坊ちゃん】に登場するキャラクターをご覧になることができます。

時間帯は午前8時~午後10時まで。となっており、月によっては30分間隔の時もございます。

道後温泉の観光スポットとして親しまれており、音楽が鳴るとついつい足を止めて時計台を見る方も多くいらっしゃいますよ。

時計台周辺に観光名所が集まっているため有意義な時間を満喫することができ、散策しながら時計台が開く時間を過ごすことができますよ。

一度に全ての登場キャラクターをご覧になることは難しいですが、素敵な旅の思い出になる場所ですよ。

夜間にはライトアップされた時計台をご覧になることができ、日中とは違うロマンチックな建造物になってます。

道後温泉の人気スポットとして親しまれていますので、ぜひ一度見に行かれてくださいね。

アクセス方法

場所は松山市道後湯之町6-7にあります。

になります。

ついつい立ち止まってしまう面白い仕掛けの時計台ですので、ぜひ一度見に行かれてくださいね。

松山市のパワースポットとして大人気!【石手寺

道後温泉のほど近い場所に鎮座するお寺で、子宝と健康の祈願が叶う。とされる歴史あるスポットになります。

1300年以上の歴史を有しており、奈良時代の728年に聖武天皇の勅願により伊予の太守【越智玉純】が夢でこの地は霊場だと感得し、熊野十二社権現を祀る道場として創建されました。

真言宗のお寺として知られ、国宝や重要文化財を多く守り続けている場所でもあります。

また四国八十八ヶ所霊場第51番札所にも指定され、お寺巡りを行う方にとって馴染み深いスポットになっています。

子宝・安産、心身の癒しに御利益があるとされ、本尊の薬師如来鬼子母神は古くから多くの方々に崇められてきた。という歴史がございます。

他のお寺と比べると明らかに異質な空間になっており、謎のオブジェが境内に多く点在しております。

お寺へお越しになる方も多くいらっしゃいますが敷地内には【マントラ洞窟】などがあり、近年SNSやメディアで取り上げられる話題の神秘スポットになっています。

大きめの駐車場が完備されているのでお車で訪れやすい場所であり、観光客にも人気のお寺になってます。

松山市のパワースポットとしても人気になっており、各々のお願い事を聞いてもらいにいらっしゃってますよ。

松山駅からバスも運行しておりますので、観光で訪れた際はぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は松山市石手2丁目9-21にあります。

になります。

パワースポット巡りで親しまれている場所ですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

文化の街らしいスポット!【松山市立子規記念博物館】

松山市出身の歌人正岡子規】の世界観を満喫できるスポットで、多くの人々が松山の歴史や文学に親しみ、理解をふかめていただくために開設された博物館になります。

市民のレクリエーションや学校の課外学習、観光客のビジターセンターとして親しまれており、博物館になっていますが市民の憩いの場としても利用されております。

館内には約7万点の実物資料を収蔵しており、正岡子規の一生を紹介する常設展が開催されております。

また年に2~3回の特別展や企画展が行われており、正岡子規について知ることができる貴重なスポットになっています。

横を向いた肖像画が有名な方で、お名前だけでも聞いたことある方がほとんどではないでしょうか。

正岡子規は1867年に伊予国温泉群藤原新町(現在の松山市花園町)でお生まれになり、明治を代表する歌人俳人として知られています。

自由民権運動に触発され、政治家を目指して明治16年に上京しますが、22歳の時に文学を志して大学を中退し日本新聞社に入社します。

明治28年には自身の病気に苦しみながらも執筆をおこなっており、死の2日前には【病牀六尺】を発表し続けております。

明治35年に35歳の若さで亡くなりますが、日本の近代文学に大きく貢献した人物として親しまれております。

博物館では松山の歴史から正岡子規の生涯を知ることができ、細かく紹介されている文学ファンにはたまらないスポットになっていますよ。

松山市を代表する偉人にまつわる博物館ですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は松山市道後公園1-30にあります。

になります。

松山市を代表する偉人にまつわる施設ですので、ご興味がある方はぜひお立ち寄りくださいね。

飛鳥時代をイメージしたオシャレな温泉施設!【飛鳥乃温泉】

飛鳥時代の建物様式を取り入れた湯屋であり、日本最古と言われる温泉にふさわしい建物になります。

道後温泉本館と同じく、全国でも珍しい加温も加水も行っていない源泉かけ流しの温泉で、【美人の湯】と称される人気温泉施設になります。

2017年9月にオープンした新しい建物で、道後温泉でも人気のスポットになっています。

屋根の上には道後温泉のシンボルである塔屋を配置しており、中庭には聖徳太子道後温泉に来浴された際に残したと言われる【湯岡の碑文】がございます。

碑文には「神の温泉を囲んで、椿が互いに枝を交えてしげりあい、椿の実は花びらを覆って温泉に垂れている」と描かれており、当時の様子をイメージすることができます。

館内には大浴場や露天風呂、特別浴室があり、露天風呂は道後温泉本館にない特別なものになっています。

昔の浴衣【湯帳】を着て入浴体験を行うことができ、道後温泉の思い出になりますよ。

温泉に入ったら約60畳の大広間で休憩することができ、のんびりと時間を満喫することができます。

道後温泉の魅力を堪能できるスポットとして人気になっており、朝6時頃でも多くの方がいらっしゃってます。

清潔感あるお風呂と丁寧な接客が心地よい時間を満喫することができ、松山観光の思い出にピッタリですよ。

豪華絢爛の内装と建物が魅力のスポットですので、ぜひ一度温泉に入って日々の疲れを癒してくださいね。

アクセス方法

場所は松山市道後湯之町19-22にあります。

になります。

飛鳥時代をモチーフにした建物になっていますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

文化的魅力にあふれた街!松山市のおすすめスポット

いかがでしょうか。

お城を見たり温泉に浸かったり。と素敵な旅を叶えてくれる街です。

恵まれた自然景観や多くの史跡、文化財などをご覧になることができ、各々の趣向に合わせた観光が楽しめます。

松山市と言えば道後温泉がある街。として親しまれており、温泉好きなら一度は行ってみたい街として親しまれています。

歴史巡りや温泉巡りなど。素敵な時間を満喫することができ、愛媛県を訪れた思い出になりますよ。

主要都市でありながら文化的魅力にあふれた街ですので、ぜひ一度観光してみてくださいね。

今回の内容で松山市の魅力をお伝えできていれば幸いです。