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のどかな町でのんびりと過ごす!須崎市の楽しみ方

皆さんは須崎市に行かれたことありますか?

山々や川、海が広がる自然豊かな町であり、ゆったりと流れる時間を満喫するのに最適な場所なんですよ。

今回は【のどかな町でのんびり過ごす!須崎市のおすすめスポット】についてご紹介していきます。

観光地とは違う魅力を兼ね備えた素敵な町ですので、ぜひ一度観光巡りをされてはいかがでしょうか。

須崎市の魅力について!

高知県海岸線のほぼ中央に位置している町で、自然環境に恵まれたのどかな場所です。

山々や海、川といった自然に恵まれた土地になっており、都会らしさはないもののゆったりした時間を過ごすことができます。

高知市から車で1時間ほどの距離になっており、四国ならではの温暖な気候に恵まれております。

流通の拠点である須崎港は良港として知られ、鯛やハマチの養殖が盛んな地域になっています。

近年は【鍋焼きラーメン】の街として認知され、ご当地グルメを求めて県内外から多くの方がお越しになっています。

観光スポットと呼ばれる場所はさほど多くありませんが、海を眺めたり自然を満喫したり。とのんびり過ごしたい方にピッタリの場所ですよ。

ではどのようなスポットがあるのか見ていきましょう!

遊びも癒しも体験できる素敵な町ですので、ぜひ一度須崎市を観光してみてくださいね。

海へと続く参道が素敵な時間を演出!【鳴無神社】

浦ノ内湾の奥、鳴無(おとなし)地区にある神社で、海から入るように作られた参道や海に向かって立つ社殿から【土佐の宮島】と呼ばれているスポットになります。

歴史は古く460年に創建された神社であり、現在の社殿は1663年に再建されたもので国の重要文化財に指定されております。

参道が海に面しているのは全国でもなかなかない風景になっており、古くは道路がなかったために船で向こう岸から訪れていた。とされています。

縁結びの神様として知られており、カップルや夫婦、女性の方が全国から参拝に訪れています。

こちらのおみくじは大変珍しいものになっており、木に結ぶのではなく海に流すスタイルになっています。

水に溶ける特殊な紙で作られており、海を汚すことなく環境にも配慮して作られたものになります。

青い海と赤い鳥居のコントラストが美しい景観を創り上げており、観光客もこぞって訪れる人気スポットになっています。

鳥居の近くと本殿に駐車スペースが設けられており、お車でお越しになる方でも安心して参拝することができます。

社務所は土日限定で開いてますので、お守りや御朱印をお求めの方は土日に行かれるようにしてください。

神秘的な雰囲気が広がっており、須崎市のパワースポットとしても親しまれてます。

SNS等でも紹介されるほど近年話題の神社であり、須崎市を訪れる目的にされる方も多くいらっしゃいますよ。

穏やかな波の音が聞こえてくるほどの静かな場所に佇む神社ですので、ぜひ一度参拝にお越しくださいね。

アクセス方法

場所は須崎市浦ノ内鳴無にあります。

  • お車でお越しの方:高知自動車道【高知IC】から横浪黒潮ライン/県道47号線を経由して1時間10分ほど

になります。

電車やバスを利用して行くことも可能ですが、高知駅からですと大変お時間を要しますので、レンタカー等で行かれることをおすすめします。

海沿いに面した神秘的な神社ですので、ぜひ一度参拝にお越しくださいね。

お花見スポットとして大人気!【桑田山 雪割桜】

蟠蛇森(ばんだがもり)のほぼ中腹に位置するスポットで、濃い桃色の美しい花を付ける桜をご覧になれる場所です。

雪割桜という名称になっていますが、正式は【ツバキカンザクラ】というもので、2月中旬~3月中旬に咲く大変珍しい桜になっています。

まだ雪の残る寒い時期に見ごろを迎える花であり、桑田山地区全体に1000本ほど植えられております。

一足早く春の訪れが感じられるスポットとして人気になっており、例年見頃を迎える時期には多くの方で賑わいを見せています。

2月ごろと言えば菜の花なども見ごろを迎える時期であり、菜の花と桜を一緒に見ることができる全国で珍しいスポットです。

年々多くの方に認知され、渋滞が発生するほどの人気スポットになりました。

観光地化されたことで駐車場が中腹に設けられ、中腹の広い駐車場に停めたほうが安心です。

駐車場からは歩いて行くことになりますが、穏やかな風景とのどかな時間を満喫できる素敵なひと時を堪能することができます。

桜と菜の花が創り出す景観は圧巻の一言で、美しい春の景色を満喫することができますよ。

いち早く春を満喫できる須崎市でもおすすめのスポットですので、ぜひ2月~3月を目安にお越しくださいね。

アクセス方法

場所は須崎市桑田山にあります。

  • お車でお越しの方:高知自動車道【高知IC】から県道36号線と国道56号線を経由して1時間10分ほど
  • 電車でお越しの場合:JR高知駅から土讃線(JR)の須崎行【吾桑駅】を下車し、徒歩40分(所要時間は2時間5分ほど)

になります。

町を代表するお花見スポットですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

須崎市には四国で一番大きな樟がある?【大谷の樟】

須崎市の野見漁港から北へ300mほど行った山裾に【須賀神社】という神社があり、境内に樹齢1300年と言われている大きなクスノキがございます。

根元の周囲25m、樹高25mの大木で、大正13年に国の天然記念物に指定されました。

こちらのクスノキは四国最大級のもの。とされ、神秘的な景観とクスノキが放つパワーが受けとれる場所として親しまれております。

主幹にある空洞には楠神様が祀られており、中に入って祈願できるようになっています。

古くから病弱な者も健康になる。と伝わっており、健康祈願やお子さんの成長を祈願する方が多く参拝に訪れていますよ。

またクスノキがある須賀神社は【花取踊り】行われる神社として知られ、高知県の保護無形文化財に指定されている地域を代表するお祭りになっています。

須賀神社のご神木として地域住民より大切に守られている巨樹で、日ごろから地元の方がベンチに座って談笑される憩いの場としても利用されています。

参拝に訪れる方も多く、ひっそりとした空間とご神木のパワーでみなぎる神秘的な雰囲気が魅力的ですよ。

須崎市を代表する神社の一つですので、観光でお越しの際はぜひ参拝にお越しくださいね。

アクセス方法

場所は須崎市大谷にあります。

になります。

県下一の大きなクスノキがございますので、ぜひ一度ご覧になってくださいね。

絶品のカツオ料理を求めて訪れる方も多い!【多田水産 道の駅かわうその里すさき店】

中土佐町久礼の水産加工会社【多田水産】が手掛ける獲れたてカツオの【藁焼きカツオ】がいただけるスポットで、県内外からも多くの方で賑わうお食事処になります。

近年話題に挙がるほどのスポットであり、SNSのフォロワー数が2万人を超えるほどの人気っぷりです。

Twitter(現X)はこちらです。

店内には多田水産が手掛けるカツオ商品が多く取り揃えてあり、鰹節や丸かじり出来るカツオ、冷凍タタキなど。お土産品としても最適なものばかりです。

お客さんの目の前でカツオをおろし、焼きたてで熱々のタタキを提供しております。

1節分注文すればその場で藁焼きにして提供してくれますので、多くの方が1節分を注文されております。

藁焼きの香りとモチモチとした食感、口に入れれば生臭さゼロの絶品タタキをいただくことができますよ。

「これまでに食べてきたカツオのタタキとは比べ物にならないくらい美味しい」と評価する方も多く、高知県ならではの絶品グルメが味わえるお店として愛されてます。

一人前600円とリーズナブルな料金になっており、お値段以上に絶品のタタキが味わえるお店として人気になってますよ。

一度食べれば誰かに紹介したくなるほどの絶品グルメが味わえますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

道の駅の奥で営業されているので、道の駅を巡った後に行かれると良いですよ。

アクセス方法

場所は須崎市下分甲263-3にあります。

  • お車でお越しの方:高知自動車道【高知IC】から県道36号線と国道56号線を経由して1時間15分ほど
  • 電車でお越しの場合:JR高知駅から土讃線(JR)の須崎行【須崎駅】を下車し、徒歩35分(所要時間は2時間5分ほど)

になります。

観光で訪れるのに最適な場所ですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

鍋焼きラーメンで有名なお食事処!【橋本食堂】

須崎名物として親しまれている【なべ焼きラーメン】の専門店であり、須崎市を代表する人気の名店になります。

鶏ガラベースに醤油を加えたスープになっており、食堂オリジナルのコシのある細めのストレート麺との相性が抜群です。

地元の方や観光で訪れる方で連日賑わいを見せており、いつ行っても行列ができているので、地元の方なら知らない人がいないほどの超人気店になっています。

メニューもなべ焼きラーメンのみ。という昔ながらの食堂をイメージすることができ、一品だけでこれほど多くの方を魅了していることに驚かれる方も多いかもしれません。

「須崎と言えばなべ焼きラーメン!」と言われるほどのご当地グルメになっており、橋本食堂のなべ焼きラーメンを求めて中国地方や県外から訪れる方もいらっしゃるほどですよ。

ラーメン好きやご当地グルメを堪能したい方におすすめで、一度食べれば橋本食堂さん・なべ焼きラーメンの虜になること間違いなしです。

平日・休日問わず多くの方が食べにくる人気のお店ですので、須崎市を訪れた際はぜひ一度食べてみてくださいね。

アクセス方法

場所は須崎市横町4-19にあります。

  • お車でお越しの方:高知自動車道【高知IC】から県道36号線と国道56号線を経由して1時間15分ほど
  • 電車でお越しの場合:JR高知駅から土讃線(JR)の須崎行【須崎駅】を下車し、徒歩20分(所要時間は1時間50分ほど)

になります。

近年話題に挙がっているご当地グルメですので、ぜひ一度食べてみてくださいね。

素敵な写真を求めて多くの方が訪れる!【JR安和駅】

須崎市安和にある無人駅で、目の前に安和海岸が広がるスポットになります。

令和2年春のJRが発行する【青春18きっぷ】のメインビジュアルにも採用された場所であり、現在は須崎市を代表する景勝地として親しまれております。

また素敵な写真が撮れる場所として話題になり、写真を求めて訪れる方も多くいらっしゃいます。

フォトスポットとして知られていますが、こちらにはカップルにピッタリな【ラブラブベンチ】というものが設けられています。

座面が少し斜めになっており、二人が座ると自然と方が触れる造りでカップルにとって素敵なひと時を味わうことができますよ。

このような景観は愛媛県伊予市にある【下灘駅】も大変有名ですが、下灘駅より海が綺麗に撮れるとも言われています。

日中は青い海が広がる絶好のロケーションになっていますが、朝日や夕陽も大変綺麗ですよ。

須崎市で随一のフォトスポットとして人気になっていますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は須崎市安和にあります。

になります。

素敵な写真を求めて訪れる方も多くいらっしゃいますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

土佐の歴史を知る上で欠かせない人物の銅像!【武市瑞山銅像

土佐勤王党を組織した幕末志士【武市瑞山(たけちずいざん):武市半平太とも呼ばれる)】の銅像があるスポットで、横浪黒潮ラインの中程にございます。

高知県と言えば坂本龍馬やジョン万次郎などが有名ですが、武市瑞山は幕末維新の歴史を知る上で欠かせない人物です。

優れた剣術家であった。とされ、黒船来航以降の時勢に動揺を受けて攘夷と勤王を掲げる土佐勤王党を結成した人物になります。

1849年に城下の新町で剣術道場を開き、この道場門下には中岡慎太郎岡田以蔵などがいました。

この道場が土佐勤王党の母体となっており、1861年に一藩勤皇を掲げて坂本龍馬中岡慎太郎らの同士を集めて江戸で土佐勤王党を結成しました。

結成から2年後には192名が参加したとされ、1862年には土佐藩士・参政であった【吉田東洋】を暗殺して藩論を尊王攘夷に転換させました。

しかし長州藩が中央政界で失脚すると同時に、勤王派は急速に衰退していきます。

勤王派が衰退したことで公武合体派が主導権を握り、公武合体派であった老公【山内容堂】の影響力が再び増すことになります。

武市瑞山薩長和解調停案の決裁を山内容堂に仰ぐために帰国していましたが、同年9月に逮捕・投獄され、同志たちも次々に捕縛されてしまいます。

捕縛されている間も吉田東洋暗殺を否定し続けた。と言われていましたが、後に捕縛された岡田以蔵の自白により罪状が決定づけられることになりました。

それでも暗殺を否定し続けましたが1865年7月3日に【君主に対する不敬行為】として切腹が命じられ、36歳という若さでこの世を去ることになりました。

未だ誰も成し得なかった三文字の切腹を成し遂げた。と言われており、武士としての誇りを持ち続けた人物として知られております。

幕末維新の歴史を知る上で欠かせない土佐勤王党を作った人物であり、坂本龍馬と並んで人気になっている偉人の銅像になります。

横浪黒潮ラインの入口から中程まで走ると銅像があり、こちらの銅像は2代目であり、初代は昭和54年に募金活動によって建立されました。

初代の銅像は極端に張ったあごやいかり肩など。肖像画にも似ていないと不評だったそうです。

そこで昭和60年に再度活動に入った。というエピソードがあり、高さ3mの新たな銅像が完成して人々の支持を得ました。

銅像の裏側には【土佐勤王党血盟者と同志人名】を刻んだ石板が設けられており、日本の事を思い志半ばで亡くなった人物たちについて知ることができますよ。

歴史スポットとして知られていますが、景色の良い場所としても親しまれています。

土佐の歴史を知る上で重要な人物の銅像ですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は須崎市浦ノ内須ノ浦340にあります。

  • お車でお越しの方:高知自動車道【高知IC】から県道14号線と横浪黒潮ラインを経由して1時間ほど

になります。

電車やバスを利用して行くことも可能ですが大変お時間を要しますので、レンタカー等で行かれることをおすすめします。

幕末維新の歴史において重要な人物の銅像がございますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

ドライブスポットとして大人気!【横浪黒潮ライン】

リアス式海岸を持つ横浪半島の峰に沿って東西に走る道路で、ドライブスポットとして人気になっている場所です。

眼下には太平洋の景色が広がっており、北には穏やかな浦ノ内湾や四国山地をご覧になることができます。

全長19㎞のドライブコースになっており、お車やバイクでお越しになる方が多くいらっしゃいます。

天気の良い日には足摺岬まで見渡すことができ、須崎市の絶景スポットとしても知られています。

コースの途中には休憩所や絶景スポットが設けられており、全国からライダーが訪れております。

信号などが一切ない颯爽としたドライブを楽しむことができ、平日は交通量も少ないので快適な時間を満喫することができます。

高知のライダーのホームコースとしても親しまれており、休日にもなれば多くのライダーがツーリングを楽しまれてますよ。

美しい太平洋の景色や緑豊かな自然が広がっていますので、バイクやドライブが趣味の方はぜひお越しになってくださいね。

走りやすい道として知られていますが、スピード等をお守りになって快適な時間を堪能してください。

アクセス方法

場所は須崎市浦ノ内にあります。

  • お車でお越しの方:高知自動車道【高知IC】から県道14号線と横浪黒潮ラインを経由して1時間ほど

になります。

電車やバスを利用して行くことも可能ですが大変お時間を要しますので、レンタカー等で行かれることをおすすめします。

ドライブスポットとして人気がありますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

のどかな町でのんびり過ごす!須崎市のおすすめスポット

いかがでしょうか。

のどかな町並みと自然が広がっており、各々の趣向に合わせた時間を満喫することができます。

海岸線に面していることからドライブに最適であり、潮風や海を感じながら非日常を味わうことができます。

グルメやフォトスポットなどもあり、町の魅力を存分に堪能することができますよ。

ゆったりとした時間を過ごすことができますので、ぜひ一度観光へお越しくださいね。

今回の内容で須崎市の魅力をお伝えできていれば幸いです。