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紙の町として知られる!四国中央市のおすすめスポット

皆さんは四国中央市に行かれたことありますか?

四国全ての県に面している街で、四国の真ん中に位置している自然豊かな場所なんですよ。

今回は【紙の町として知られる!四国中央市のおすすめスポット】についてご紹介していきます。

古くから製糸業で栄えた歴史ある街ですので、ぜひ一度観光巡りをされてはいかがでしょうか。

四国中央市の魅力について!

愛媛県の東端に位置する街で、四国の他3県に接している利便性抜群の場所です。

海や山、川の自然に恵まれた街として知られ、四国の真ん中という地理的特性を生かした産業物流の拠点になっています。

各地域で景観や雰囲気が異なり、素敵な時間を満喫できる場所が多くあります。

市街地が瀬戸内海に面しており、重要港湾【三島川之江港】を海の玄関口とし、製紙・紙産業を基幹とする工業が集約しております。

四国中央市の経済を支えている重要な産業であり、多くの紙産業があることから別名【紙の町】とも呼ばれています。

【パルプ・紙・紙加工品製造業】の製造品出荷額が全国で一位を誇っており、大王製紙株式会社やユニ・チャーム株式会社など。日本を代表する企業の本社がございます。

工場の街ならではの煙突が市街地にございますが、こちらから出る煙はほぼ水蒸気だと言われています。

紙の町ならではの子育て支援が行われており、市では乳児の紙おむつが無料で支給されております。

子育て世代には嬉しい支援になっており、愛媛県の中でも有数の住みやすい街として親しまれております。

工業の街でありながら周囲には魅力的な自然が広がっており、のんびりとした時間を叶えてくれます。

また四国の全ての県に面している土地柄から、県外からも多くの方が訪れる素敵な場所になってますよ。

ではどのようなスポットがあるのか見てきましょう!

利便性にも優れたアクセスしやすい街ですので、ぜひ一度四国中央市を観光してみてくださいね。

桜の名所として親しまれている!【川之江城跡】

今から約680年以上前の1337年に【土肥義昌】が鷲尾山に築いたお城で、南北朝動乱の頃に活躍した場所になります。

1342年に北朝方から【細川頼春】が讃岐より七千の兵を率いて攻めてきました。

土肥義昌は出城の畠山城主【由良吉里氏】と共に防戦しましたが敗れてしまい、城は落とされて各地を転戦しましたが、武蔵国矢口の渡し(現在の東京都)で戦死した。と言われています。

ここら一帯は細川氏の領有になりましたが河野氏に返され、1572年には阿波の三好長治が攻めてきましたが撃退しております。

その後は1585年に豊臣秀吉が四国平定を成すために戦を起こしており、小早川や福島、池田と目まぐるしく領主が変わっております。

最後の領主【加藤嘉明】の代に廃城となり、川之江が地理的に重要な位置であったことが歴史を見てもわかるものになっています。

現在のお城は川之江市制施行30周年記念事業として再建が計画され、昭和59年に城山公園設備事業として着手しました。

完成したのは昭和61年の頃であり、本丸跡に天守閣が完成し、涼櫓や櫓門などが順次完成しております。

現在も非常に目立つ山の上に建っており、東側には川之江の町並み、西北には瀬戸内海の島々を望むことができる絶景スポットになっています。

当時の建物ではありませんが趣きだけは残されており、瀬戸内海に面した四国中央市ならではの景観を楽しむことができますよ。

市民の憩いの場としても利用されている素敵な場所ですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は四国中央市川之江町1087-4にあります。

  • お車でお越しの方:松山自動車道【松山IC】から【三島川之江IC】まで行き、三島川之江ICから県道333号線を経由して15分(所要時間は1時間5分ほど)
  • 電車でお越しの場合:JR松山駅から予讃線特急しおかぜの岡山行【川之江駅】を下車し、徒歩20分(所要時間は1時間55分ほど)

になります。

お花見スポットとして親しまれている場所ですので、ぜひ見頃を迎える時期にお越しくださいね。

紙のまちならではの施設!【紙のまち資料館】

古くから良質な紙を生産する町として栄えた四国中央市ならではのスポットで、日常で必要不可欠な紙について紹介している施設になります。

四国中央市が全国的にも知られるきっかけになったのが映画【書道ガールズ!」であり、書道ガールズの生誕地として認知されております。

書道用紙や良質な紙を生産する町として親しまれ、現在も紙製品出荷額全国一位を誇っております。

こちらの資料館は紙のまち四国中央市の中核施設として運営されており、地域の魅力を市外や県外に発信しております。

生活において【紙】は当たり前に存在している馴染みあるものであり、日ごろから使っている生活用品や必需品にも使用されております。

館内では市内で生産される紙製品の展示や即売コーナー、紙の生産工程模型などがあり、紙をテーマにした企画展なども開催されております。

紙の生産で発展を遂げた四国中央市らしい資料館であり、これまでの歴史や紙の歴史、製造工程などをわかりやすく展示しております。

また手すき体験コーナーなどもあり、オリジナルの手すき和紙を作ることができます。

お子さんでもわかりやすいように工夫されており、お子さんから大人まで紙について学ぶことができますよ。

四国中央市ならではの素敵なスポットですので、観光でお越しの際はぜひお立ち寄りくださいね。

アクセス方法

場所は四国中央市川之江町4069-1にあります。

になります。

紙の町ならではの資料館ですので、ご興味がある方はぜひお越しくださいね。

街の絶景スポットとして人気!【具定展望台】

四国中央市の町並みと瀬戸内海を一望できる絶景スポットで、日中・夜間問わず素敵な景色が広がる場所として人気になっています。

国道319号線沿いの休憩所にあり、まるで空から市街地を見ているような神秘的な景観を楽しむことができます。

日本を代表する絶景スポットとして知られており、

  • 日本夜景遺産
  • 日本夜景100選

にも選ばれております。

2012年には【恋人の聖地】にも認定され、県内外から多くのカップルや夫婦が訪れる人気スポットになりました。

デートスポットとしても大人気で、夜景を眺めながら大切な方との幸せな時間を満喫することができます。

夜間には工場地帯の灯りと船の光りがイルミネーションになり、時間を忘れてロマンチックな景色をご覧になることができますよ。

展望台になって50年以上が経った今でも四国最大級の夜景スポットとして親しまれており、日中・夜間問わず素敵な景色を見せてくれますよ。

良く晴れた日には雄大な景色を眺めることができ、野鳥観察スポットとして全国からバードウォッチングを楽しみに訪れる方もいらっしゃいます。

急な上り坂とカーブがたくさんある道を走っていきますので、お車でお越しの際はご注意してお進みください。

愛媛県を代表する絶景スポット・恋人の聖地として知られる素敵なスポットですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は四国中央市寒川町乙254-46にあります。

になります。

四国中央市の絶景スポットとして人気がありますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

お寺めぐりに欠かせない!【三角寺

四国八十八ヶ所霊場65番札所にあたるお寺で、聖武天皇の勅願によって行基が開基した。とされる1000年以上の歴史を誇るスポットになります。

815年に弘法大師が訪れ、本尊の十一面観音像を彫造して安置され、また不動明王像も彫られて三角の護摩壇を築いて21日間、国家の安泰と万民の福祉を祈念した。と言われています。

現在の境内にも当時の護摩壇の跡が残されており、【三角の池】の中の島として現存しております。

こちらがお寺の由来となったものでもあり、嵯峨天皇の厚い信仰を受けて寺領300町歩と七堂伽藍を備えて当時は非常に栄えた。という歴史がございます。

戦国時代に入ると【天正の兵火】に遭い、一部の堂宇が焼失してしまいます。

現在の本堂は1849年に再建されたもので、昭和46年に修復が行われています。

江戸時代の俳人小林一茶】がこちらの神社を訪れており、

「これでこそ 登りかひあり 山桜」

と詠まれたことで有名になっています。

俳句にあるように山内は樹齢300年・400年と言われる桜が咲き誇る名所になっており、伊予最後の霊場として多くの方から親しまれておりますよ。

古くから開運厄除けの観音・安産子安の観音さんとして信仰されており、現在も子宝に御利益がある。と参拝する方で賑わいを見せております。

敷地内に入ると急な石段がそびえ立っており、こちらを登らないと境内まで行けないようになっています。

足腰に不安がある方には不便な場所ですが、自然に囲まれた神秘的な場所ですので、頑張って石段を登られてください。

かの有名な小林一茶も景色を見て魅了された素晴らしいスポットですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は四国中央市新宮町馬立1200にあります。

になります。

お寺巡りの方が多く訪れている人気スポットですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

自然に囲まれた癒し空間!【道の駅 霧の森】

緑と綺麗な水に囲まれた大自然の中にあるスポットで、日ごろから観光客や地元の方で賑わいを見せている施設になります。

新宮町の特産品やお茶、加工品が多く取り揃えてあり、抹茶ソフトや和菓子など。観光で立ち寄るのに最適な場所になっています。

商品の中でも特に人気があるのが【霧の森大福】であり。抽選に当たった方のみが買える特別な一品になっています。

時期によって抽選方法が異なっており、こちらの商品を目当てに道の駅のホームページへアクセスされる方も多くいらっしゃいます。

こちらに行かれれば霧の森大福はカフェでいただくことができ、大福を求めて県内外から多くの方が訪れてますよ。

館内には新宮茶を使ったお菓子や料理が味わえる【茶フェ】やお茶を飲み比べ体験ができる新宮茶体験コーナー、レストランなどが揃っております。

また温泉やコテージなどもあり、のんびり過ごしたい方におすすめのスポットになっています。

温泉も大変好評になっていますが、2024年3月現在は休業されておりますので、ご注意ください。

施設の回りには清流【馬立川】が流れており、緑豊かな場所でゆったりとしたひと時を満喫することができますよ。

普段イメージする道の駅とは異なり、各コーナーが個別の建屋になっており、大きな公園の中に施設があるような造りになっています。

霧の森大福が大変有名ですがお茶の魅力を存分に味わえるスポットであり、四国中央市の中でも特に人気が高い観光スポットになっています。

お食事やお買い物、ホッとひと息つける時間が満喫できる施設ですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は四国中央市新宮町馬立4491-1にあります。

  • お車でお越しの方:松山自動車道【松山IC】から【川之江JTC】で高知自動車道に乗り換え【新宮IC】まで行き、新宮ICから2分(所要時間は1時間10分ほど)
  • 電車でお越しの場合:JR松山駅から予讃線特急しおかぜの岡山行【伊予三島駅】を下車。同駅から瀬戸内バスの霧の森行【霧の森】を下車し、徒歩5分(乗り継ぎ等を含めての所要時間は3時間10分ほど)

になります。

自然を満喫できる道の駅として知られていますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

家族でのんびり過ごしたい方におすすめ!【金砂湖畔公園】

湖に架かる真紅の平野橋がシンボルになっているスポットで、子どもたちが遊べる船型遊具や散策にピッタリの遊歩道など。のどかな自然と時間を満喫できる公園になります。

柳瀬ダムの建設により四国山地法皇山脈の間にできた延長7㎞の人口湖であり、ダム建設の歴史などを紹介している資料展示館などもございます。

澄んだ空気と豊かな自然が広がっており、釣りやキャンプなどのアウトドアを楽しむ方で賑わいを見せています。

こちらの名前は1300年以上前に銅山川で砂金を採取していたことが由来になっており、歴史的にも貴重な場所として知られています。

ピクニック気分を満喫することができ、四季折々の景観を眺めながらゆったり過ごすことができます。

特に桜や紅葉が大変美しいものになっており、秋には彩り鮮やかな紅葉を見に訪れる方も多くいらっしゃいます。

都会の喧騒とは無縁のゆったりした時間を満喫することができ、癒し空間が広がる素敵な場所になってますよ。

家族や夫婦、カップルでのんびり過ごしたい方におすすめのスポットですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は四国中央市金砂町平野山232にあります。

になります。

最寄りのバス停や駅がありませんので、公共交通機関でお越しの方はレンタカーで行かれることをおすすめします。

人混みも多くなくのんびり過ごすことができるスポットですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

和菓子好きにはたまらないお店!【白賁堂 柴田モナカ本舗】

1772年創業の老舗和菓子店であり、創業から伝承されてきた秘伝と風味を守り続けている素敵なお店になります。

江戸後期の安永元年に初代【柴田辨治】が当時幕府天領であった川之江の地に菓子司【柴田】を創業し、土佐藩の山内公が参勤交代で江戸に登る際に訪れていた。という歴史がございます。

川之江に立ち寄られた際に当店のモナカを召し上がっていただいた。と伝わっており、土佐藩の御用菓子司を務めていた重要なお店でもありました。

当時使用されていた看板が店内に飾られており、歴史あるお店であることを伺うことができます。

明治10年には時の内務卿【大久保利通公】が主催した【第一回内国勧業博覧会】で褒状の栄誉を賜り、多くの方を魅了した絶品和菓子を現在も作り続けております。

薄紫色の雑味ない上品な餡をサクッとした軽い食感のモナカで包んでおり、和菓子の繊細さが口いっぱいに広がる一品になっています。

創業250年を迎えても人気が衰えないお店であり、川之江のお土産品としても重宝されております。

「モナカの中では柴田のモナカが一番!」という方も多く、和菓子好きなら一度は訪れたいスポットですよ。

店内ではあんこ付きのソフトクリームをいただくことができ、これもまた絶品になっています。

あんこがとにかく美味しい。と評判になっており、ご自身でいただいてからお土産を選ばれるのも良いかもしれません。

お土産の定番として多くの方から愛されているお店ですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は四国中央市川之江町1794-3にあります。

  • お車でお越しの方:松山自動車道【松山IC】から【三島川之江IC】まで行き、三島川之江ICから県道5号線経由して5分(所要時間は1時間5分ほど)
  • 電車でお越しの場合:JR松山駅から予讃線特急しおかぜの岡山行【川之江駅】を下車し、徒歩5分(所要時間は1時間40分ほど)

になります。

街で人気の和菓子店ですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

レトロな雰囲気でホッと一息!【霧の森茶フェ ゆるり】

道の駅霧の森の敷地内にあるカフェで、新宮町の名産である新宮茶を堪能できるスポットになります。

農薬に頼らず育て上げられた【新宮茶】を堪能することができ、お茶の香りや魅力を余すことなく体感できるカフェになっています。

気品あふれるお茶になっており、古民家のような趣きある店内で素敵な時間を満喫することができます。

お茶どころとして知られる新宮町で誕生した新宮茶専門のカフェになっており、訪れる方へ癒しと素敵なひと時を提供しております。

囲炉裏があったり間接照明があったり。と抜群の雰囲気になっており、人混みも多くないことからのんびり過ごしたい方におすすめですよ。

和菓子やほうじ茶ソフトクリームなど。お茶にあうメニューになっており、夏限定のかき氷も大変人気になっています。

静かな山の中にあるモダンを基調とした素敵なお店であり、今では全国に認知された【霧の森大福】もいただくことができますよ。

お茶の魅力を存分に味わえる素敵な空間になっていますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は四国中央市新宮町馬立4491-1にあります。

になります。

ホッとひと息つける癒しの空間ですので、観光でお越しの際はぜひお立ち寄りくださいね。

市のソウルフードとして愛される!【焼き足:鳥栄】

四国中央市ソウルフードとして親しまれており、国産鶏にこだわりジューシーで胡椒のアクセントが絶妙の一品になります。

川之江で焼き鳥と言うと揚げ鶏が主流であり、地元の方はもちろんのこと観光客からも愛されている一品になっています。

そんなグルメを味わえるのが【鳥栄】であり、ジューシーな鶏の味を十分に味わえる素敵なお店になっています。

地元の方が薦めるほどの人気店になっており、川之江を訪れる目的される方も多くいらっしゃいます。

メニューの豊富さはないものの、どの料理も絶品と言われております。

川之江で焼き鳥を食べられるお店はいくつもありますが、その中でも一番美味しい!という方もいらっしゃいますよ。

脂っこくなくカラッと揚がっており、いくつでも食べられるのも魅力の一つになっています。

四国中央市川之江町で愛されているソウルフードですので、ぜひ一度食べてみてくださいね。

アクセス方法

場所は四国中央市川之江町2496にあります。

になります。

四国中央市ソウルフードとして市民に愛されているグルメですので、ぜひ一度食べてみてくださいね。

紙の町として知られる!四国中央市のおすすめスポット

いかがでしょうか。

日本一の紙産業を誇る街であり、紙関連産業都市として発展を遂げた場所です。

市街地には商業や文化施設が集約され、四国中央市ならではの雰囲気と景観をご覧になることができます。

市街地から離れればのどかな自然が広がっており、海や川、山を眺めながらのんびり過ごすことができます。

各々の素敵な時間を叶えてくれる街として人気になっており、ご当地グルメや癒しスポットなど。趣向に合わせた旅を満喫することができますよ。

四国全ての県に面している利便性抜群の街ですので、ぜひ一度観光へお越しくださいね。

今回の内容で四国中央市の魅力をお伝えできていれば幸いです。