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初詣スポット:鹿児島で年始の神社めぐり

皆さんはもう初詣に行かれましたか?

お正月はゆっくり過ごしてこれから初詣に行かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は【鹿児島で初詣するならここ!年始に訪れたい神社】についてご紹介していきます。

お正月も明けて人混みも緩和されてきてますので、ぜひ鹿児島で初詣をされてはいかがでしょうか。

鹿児島の初詣スポットについて!

九州の文化として今でも根強く残っているのが三社参りになります。

鹿児島といえば島津家で有名ですが、島津家の始祖として知られる【島津忠久】も三社参りを行なっていました。

その三社というのが

  • 一之宮神社
  • 鹿児島神社
  • 川上天満宮

であり、当時から三社参りというのが人々の間で主流となっておりました。

現在も文化は受け継がれており、多くの方々がお正月に三社参りをされています。

決まった場所というのはなく、ご自身が1年間にお世話になった場所やお近くの神社へ行かれる方も多くいらっしゃいますよ。

では鹿児島の初詣スポットについて見ていきましょう!

年始に鹿児島へ旅行を計画されている方や訪れる計画がある方は、ぜひ神社に参って一年間の抱負をお話に行かれてくださいね。

お正月には大変混み合う神社!【照国神社

鹿児島市の総氏神様として鎮座している神社であり、島津斉彬公をお祀りしている鹿児島を代表するスポットになります。

島津斉彬公は1851年に43歳で薩摩藩主になり、お亡くなりになる1858年の間、鹿児島だけでなく全国に多大なる功績を残された人物になります。

お亡くなりになられても斉彬公を篤く崇敬している人々が多くいたため、生前のご遺徳を慕い崇敬の念を寄せる万民の願いによって神社の建立が行われることになりました。

1862年鶴丸城の西側である南泉院の郭内に社地を選定し、1863年照國大明神の神号を受けて社殿を創建しました。

1864年に現在の照国神社と称して1901年に正一位を賜り、現在に至るまで多くの人々から崇敬されてきた歴史がございます。

鹿児島を代表する偉人【島津家】を祀っている神社として、連日多くの方が参拝に訪れているスポットになります。

お正月の初詣スポットとしても大変人気であり、三が日にはたくさんの方が初詣にいらっしゃっています。

厳かな雰囲気と木々に囲まれた神聖なる場所になっており、神社らしい空間をご覧になることができます。

鹿児島市だけでなく市外からも多くの方が参拝に訪れていますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は鹿児島市照国町19-35にあります。

になります。

市内外から多くの方が初詣に訪れているスポットですので、ぜひ参拝に行かれてくださいね。

満面の笑みを浮かべるお多福をぜひ!【鴨池日枝神社

集落の産土神として崇められている神社であり、古くから地域の方々によって大切に守られてきたスポットになります。

滋賀県大津市にある日吉大社を勧請しており、島津家23代【島津宗信公】の時代に坂元・常盤・伊敷の日枝神社と前後して創建されました。

別名【山王神社】とも呼ばれており、氏子たちが毎年決まった時期にお祭りを行っております。

鹿児島市内にある小さな神社になっており、現在は地域住民の方々が参拝にいらっしゃる大変静かな場所になっています。

普段は人混みも多くなく、ゆったりと参拝することができますが、こちらは年始になると縁起の良いものが飾られることで有名になっています。

社殿の前に【にっこり笑うお多福】が飾られており、「笑う門には福来る」と称してお正月らしい縁起物になっています。

大変大きなものになっており、訪れる方の多くが写真を撮っておりますよ。

お多福のお口から入って社殿にお参りする形が主流となっています。

地域の方々に親しまれている神社になりますが、お多福が飾られている場所として近年話題になっている場所ですよ。

お多福さんは2月中旬まで飾られていますので、鹿児島を訪れた際はぜひ足を運んでくださいね。

アクセス方法

場所は鹿児島市鴨池1丁目8-23にあります。

になります。

縁起の良いお多福が飾られるスポットとして人気になっていますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

三社参りの定番として訪れる方も多い!【鹿児島神社】

鹿児島一円の地主神として鎮座している神社であり、三社参りでおなじみのスポットになっている場所です。

はるか昔、鹿児島というこの地の言霊と供に歩んできた由緒ある神社になります。

別名【宇治瀬神社】とも呼ばれており、地元の方からは「宇治瀬様」として親しまれています

宇治瀬様を薩摩弁で「ウッテサァ」と呼ぶそうで、このように呼んでいる方もいらっしゃるそうです。

もともとは現在の桜島に鎮座していたそうですが、桜島の大噴火により草牟田に移られた。という歴史がございます。

明治時代になると西郷隆盛がこちらに訪れており、湧き水を飲んでいた。という逸話も残されています。

鹿児島の三社参りの由来となっている島津忠久が訪れたスポットの一つになっており、現在も多くの方が三社参りの一つとして参拝にいらっしゃってますよ。

普段はパワースポットとして県内外から訪れていますが、お正月になるとたくさんの方々で賑わう場所になってます。

鹿児島の初詣スポットとして有名な場所ですので、ぜひ一度参拝に行かれてくださいね。

アクセス方法

場所は鹿児島市草牟田2丁目58-3にあります。

になります。

古くから三社参りの定番スポットとして親しまれている神社ですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

毎年の初詣に訪れる方も多数!【荒田八幡宮

鹿児島の宗社・宗廟として栄えてきた歴史がある神社であり、創建時代が不明になっているスポットになります。

社伝によると708年に創祀とあるが、1197年の【健久図田帳】には「大隅八幡宮御領鹿児島郡荒田荘」と記載されており、平安時代の末期に鹿児島神宮の荘園である荒田荘が設けられた。という説も有力になっています。

鹿児島市電の駅名になっていることから多くの方々に認知されている神社であり、こじんまりとした佇まいと綺麗に整備された景観をご覧になることができます。

市電に乗ってアクセスできることから県外の方も参拝に訪れており、鹿児島を代表するスポット【天文館】の中にあるのも魅力の一つですよ。

お正月になると多くの方々が初詣に訪れており、一年間の抱負をお話になられています。

静かな場所でお参りしたい方には不向きかもしれませんが、アクセスしやすい場所にありますので、ぜひ一度足を運んでくださいね。

アクセス方法

場所は鹿児島市下荒田2丁目7-21にあります。

になります。

毎年訪れる方もいらっしゃるほどの人気がありますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

街中に佇む隠れた初詣スポット!【天之御中主神社】

藩政時代には【妙見廟】として鎮座していた歴史ある場所であり、薩摩の名社として栄えてきた神社になります。

歴史は古く今から800年ほど前の【土御門天皇】の代に、薩摩の人々を苦しみから助け、福寿増益を図るために紀州那智山(現在の和歌山県)よりお迎えした神社になります。

現在の神社が鎮座したのは島津七代【島津元久】の代と言われており、今から600年ほど前に元久公の命により祭田を寄附された。とされています。

当時から多くの人々によって大切に守られてきた神社になっており、郊外だったにも関わらず都市部の人々が参拝や祈願に訪れていた。と言われています。

昭和31年に改築しましたが老朽化に伴い平成17年に着工し、同年の11月に現在の社殿が完成しました。

厄除けや安産、商売繁盛など。さまざまなお願い事を聞いてくれる神社になっており、地域の方が参拝に訪れるとても静かな場所になっています。

初詣スポットとしても人気になっており、三が日には多くの参拝客で神社内をにぎやかな雰囲気になっています。

住宅街の中にあるとても静かな場所になっていますので、ゆったりと参拝されたい方におすすめですよ。

華やかな場所ではありませんが初詣にピッタリのスポットですので、ぜひ一度足を運んでくださいね。

アクセス方法

場所は鹿児島市宇宿6丁目7-1にあります。

になります。

隠れた穴場的な神社になりますので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

地元の方が連日参拝に訪れているスポット!【花尾神社】

島津家の藩祖である【島津忠久公】が建立した神社であり、伝統と歴史を併せ持つスポットになります。

忠久公の父母、源頼朝と丹後の局、丹後の局が厚く帰依した僧永金などをお祀りしている神社になります。

忠久公が大隅・日向の守護職に任ぜられた際の1218年に頼朝尊像を花尾山の南麓に御堂を建てて安置したのが創建。と言われています。

神社の周りには木々に囲まれた景観になっており、厳かな雰囲気と自然の景観が合わさって神秘的な空間になっています。

このような景観は日光東照宮に似ていることから【さつま日光】として称えられ、参拝に訪れる方を素敵な空間へと連れて行ってくれています。

古くから篤く崇敬されていた歴史があり、現在も地元の方々によって大切に守られている神社になっています。

市内外からも参拝者が多く訪れており、鹿児島を代表する神社として親しまれています。

お正月の初詣スポットとしても人気が高く、三が日には多くの初詣客で賑わっていますよ。

鹿児島の偉人が創建に携わった神社ですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は鹿児島市花尾町4043にあります。

になります。

地元の方々に親しまれているスポットですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

人混みを避けてお参りしたい方におすすめ!【日枝神社

創建年月は不詳になっている神社であり、滋賀県大津市にある日吉神社を分霊として勧請したスポットになります。

西田村の鎮守神として祀られており、島津綱久公の産土神でもあります。

寛文五年(1665年)に再興造営された。とされ、1740年には大権現の宣命を納められた。と言われています。

江戸時代の参勤交代の際には、代々の播種が発着の日に海陸旅中安全の神楽を奉納されていた場所としても有名です。

社殿は西南戦争の時に焼失してしまいますが、翌年に氏子たちによって再興されたことで地元の方々にとって大切な神社であったことをうかがうことができます。

その後も老朽化によって再興が必要となり、大正14年に現在の社殿に修復されました。

古くから地域の鎮守として篤く崇敬されてきた歴史があり、現在も地元の方が参拝に訪れているスポットになっています。

お正月には初詣客が訪れていますが、それほど人混みも多くなくゆったりと参拝することができます。

三が日も過ぎればとても静かな神社になりますので、人混みが苦手な方におすすめの神社になりますよ。

厳かな雰囲気と静かな佇まいが魅力の神社ですので、ぜひ一度足を運んでくださいね。

アクセス方法

場所は鹿児島市常盤1丁目17-30にあります。

になります。

人混みが苦手な方におすすめの神社ですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

お正月には多くの人で賑わいを見せる!【蒲生八幡神社

商業や学問、芸術の神様として親しまれている神社であり、お正月の初詣スポットとして大変人気になっている場所になります。

歴史は古く1123年に鳥羽天皇の蒲生院総領職であった【蒲生上総介舜清(かもうかずさのすけちかきよ)】が、豊前国宇佐八幡宮を勧請して現在の地に創建した。とされています。

島津義弘公は社殿を再興して新たに華表を建てて正八幡若宮の額を掲げて、刀や甲冑などを寄進された場所でもあります。

歴代藩主をはじめ、藩民の崇敬を受けていた神社でありましたが、廃藩置県以降は宗廟として地元の方々から信仰を集めました。

明治6年には五月郷社に列せられ、大正5年には県社に昇格しました。

900年の歴史を有しており、境内には日本一の巨樹を抱く鎮守の社として多くの方が参拝に訪れています。

初詣スポットとしても大変有名な場所であり、市内外から多くの初詣客で賑わいを見せています。

三が日は大変混み合いますが、4日以降は人混みも緩和されてゆっくり参拝することができますよ。

鹿児島市内からお車で30分ほどの距離にありますので、アクセスしやすい場所であることも魅力の一つです。

歴史ある神社として親しまれているスポットですので、ぜひ一度お越しになってくださいね。

アクセス方法

場所は姶良市蒲生町上久徳2259-1にあります。

  • お車でお越しの方:九州自動車道【鹿児島IC】から【姶良IC】まで行き、姶良ICから県道57号線と県道25号線を経由して15分(所要時間は30分ほど)
  • 電車でお越しの場合:JR鹿児島駅から日豊本線の国分行【加治木駅】を下車。同駅から南国交通の蒲生・楠田行【八幡】を下車し、徒歩3分(乗り継ぎ等を含めての所要時間は1時間40分ほど)

になります。

お正月は大変混み合いますので、お正月を避けて初詣に行かれると良いですよ。

鹿児島で初詣するならここ!年始に訪れたい神社を紹介

いかがでしょうか。

鹿児島でおすすめの初詣スポットについてご紹介していきました。

お正月は大変多くの方で賑わいを見せていましたが、お正月も過ぎて神社も普段と同じような静かな場所になりつつあります。

人混みを避けてお参りされたい方は4日以降がおすすめですよ。

鹿児島にも由緒ある神社や神秘的なスポットなどがたくさんありますので、ぜひ一度神社を巡ってくださいね。

今回の内容で鹿児島県の初詣スポットについてお伝えできていれば幸いです。